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人生を停滞させている「考えなしの行動」を特定する

2018年の初め、私の人生を永遠に変える出来事が起こりました。
もしそれが起こらなかったら、このnoteは存在しないですし、ここであなたがこの文章を読むことはなかったでしょう。

それは、夫が私の作業を遮ったときのことです。
その日は何の変哲もなく始まりました。
私は自転車シェア界の最新ニュースをブログ記事にまとめていました。
キーを打つ途中で、私を呼ぶ夫の声が聞こえたので、キーボードから手を離し、そちらを見たのです。

夫と少し話した後、私は自分のパソコンの画面を見返し、自分が見たものを信じることができませんでした。

中途半端な文章の最後に、"amazon"と入力していたのです。

…なんてこった!

「考えなしの行動」とは?

ちょっとした違和感や不快感があったときに、それを解消しようとしてついついやってしまう衝動的、非生産的な行動です。
例えば、理由もなくスマホをチェックし続けている、それは「考えなしの行動」です。
私の場合、嫌なことがあるとAmazonで衝動的に買い物がしたくなるのですね。

「考えなしの行動」を引き起こすシナリオは様々です。
しかし、共通していることがあります。
それは不快感を必ずしも解決しないが緩和する、衝動的で非生産的な解決策なのです。
「考えなしの行動」は一度だけ起こるものではなく、何度も何度も不快感に遭遇したときに繰り返すパターンです。

この不快感は人によって色々ですが、いくつか例を挙げます。

  • 欲望→「考えなしの行動」→購入
    自分を向上させたいと思い、行動を起こさずただ何かを購入すること。

  • イライラ→「考えなしの行動」→気が散る
    文章作成に行き詰まり、TwitterやFacebookを度々チェックすること。

  • 退屈→「考えなしの行動」→スマートフォン
    気晴らしを求め、一人で考え事をするのを避けること。

これらは不快感を緩和するために採用している「考えなしの行動」のほんの一例に過ぎませんが、他にも多くのものがあります。
さて、「考えなしの行動」そのものについてよく知ったところで、「考えなしの行動」を断ち切り、自分の注意と人生をより完全に自分のものにするために、私たちができることを紹介します。

1.「考えなしの行動」への意識を高める

様々なモノによって注意は操作されています。
そして、あなたはそれに気づいていないかもしれません。
私は、夫に作業を邪魔されたあの運命的な日まで、確かに気がつきませんでした。

まずは自分の行動をゆっくり観察することから始めましょう。
特に、不快な瞬間や気が散りやすい瞬間には注意が必要です。
例えば、曖昧で難しい仕事をこなしているときや、社交の場での合間のひとときなどです。
あるいは、退屈、焦り、急ぎを感じているとき。
注意を奪う4つの一般的な「考えなしの行動」のうち、あなたの「考えなしの行動」はどれに当てはまりますか?

StayFreeのようなアプリを使うと、自分の時間がどこに行ってしまったのかを知ることができ、とても便利です。また、ブラウザの履歴を見ることで、仕事中に何回気が散っているのかを把握することもできます。

まだ何も変える必要はなく、ただ気づくだけでいいのです。
スマホを取り出したくなったときの不快感を感じ、それを認めてください。
「また出たな、考えなしの行動!」と言ってみてください。

それでも「考えなしの行動」を実行してしまっても構いませんが、自分を責めないでください。
ただそれを認めて、1日を通して自分の注意がどのように動いているかをもっと意識し始めるのです。

2.雑念を最小限に抑える

人生を有意義に変えるには、それを可能にするスペースを作る必要があります。
気が散っていたり、家が散らかっていたり、スケジュールが詰まっていたりすると、「考えなしの行動」の気づきを高めることは難しくなります。
自分の人生に何を望んでいるのかがはっきりしない場合でも、そうでないものをすべて取り除くことから始めましょう。

雑念を最小限に抑えるには、雑念にはタイプがあることに注意することが重要です。
次のことを考えてみてください。

  • 衝動買い あなたの価値観や望むライフスタイルに合わない買い物

  • 気晴らし 日に38回もSNSチェックする精神的な気晴らし

  • 散乱したモノ 家の中に散らかっていて、整理したり掃除したりするのが必要なモノ

  • 通知 クリエイティブな作業から引き離され、集中力が途切れるスマホの通知

3.自分の価値観と一致する習慣を身につける

生活の中の雑念を減らしてスペースを作ったら、その一部を日々の小さな良い習慣の実践に活用しなければなりません。
目標に向かって小さな行動を起こすことに集中しなければ、せっかく作ったスペースに他の非生産的な傾向が取って代わってしまうのです。
さらに悪いことに、同じ悪い習慣が再び私たちの時間を消費するために戻ってくるでしょう。

毎日の小さな積み重ねが、私たちが人生をかけているものになるのです。
そう考えると、私たちは、自分が望むライフスタイルに沿った行動を実践することに注力すべきです。例えば、以下のような習慣です。

  • 毎日、面白い本を20ページ読む

  • 毎日15分以上、夫や、子供、友人と1対1の時間を持つ

  • 毎日20回の腕立て伏せをし、毎週1~2回ずつ増やしていく

  • 創作日記やブログで1日500ワード書き、自分のアイデアを世界に発信する

  • 毎朝、数分間瞑想するか、静寂の中に座り、感謝をする

どのような習慣を身につけるか選ぶ際には、あなたの価値観次第です。
あなたが選んだ行動は、上記のものと似ているかもしれませんし、まったく違うかもしれません。
しかし、いずれにせよ、あなたが望む人生の過ごし方を反映しているはずです。

もし、あなたがやりたいことをやって一日を過ごすことを想像できるとしたら、その一日に行う小さな習慣は何でしょうか?
あなたが夢見るものについて考えるのではなく、あなたが望む生活で過ごす一日を想像してください。理想のライフスタイルを実現するためにすぐ取りかかれる行動を明確にしましょう。

今日が最初の一日

今日から、「考えなしの行動」を断ち切りましょう。
人生において根本的な変化を起こすための絶対的な最良の方法は、単純に行動を起こすことです。
正しい方向への小さなステップこそが、私たちをあるべき姿へと導いてくれるのです。
「考えなしの行動」を良い習慣で上書きする上記の方法は、私たちが本当に望む理想の日に向けて有意義な前進をするために役立つはずです。


最後までお読みいただきありがとうございました🙏
ブログも書いているので、よかったら覗いてみてください♪


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