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頑張りたい!と思える価値のあることだけ頑張る。

働いていた時、おなかの調子が悪かった。
いつも整腸剤、胃酸、吐き気を抑える薬が手放せず
会社近くの病院で「また来たの?仕事辞めた方がいいんじゃない」と言われ。

朝起きるてお水を飲むとゴロゴロゴロとトイレに駆け込み
最後の方は通勤の電車の中でもひやひやしていた。
地下鉄で通勤していたため、途中でトイレに行きたくなって下車しても
まず改札のある階までたどり着かなくてはならず
この駅は地下深くを走っているからトイレが遠いとか、
この駅は降りる人が多いからトイレが争奪戦に・・・

たかが20分ほどの乗車時間なのに
いろんなことを考えなくてはならず本当につらかった。

私の理想的なルーティーンは、まず会社の最寄り駅についたら駅から会社までの間にある商業施設のお手洗いで休憩。
(駅のトイレは争奪戦になるため。)

本当は会社についてからお手洗いに行けるのが理想だったけれども
支店ということもあり小さいワンフロアのオフィス。
女性が数人のため1つしかなかった。
しかも、その1つをいつもある女子社員Aが朝入ったきり20~30分以上出てこない。(始業しているにもかかわらず)

あまりに出てこないもので、女性上司が心配して声をかけていたが、
本人はまったく気にしてないどころか迷惑そうにしていた。
(トイレはみんなのトイレです。)

そのため、会社のトイレは朝は使えないものと思っていた。

カフェインを含んでいるものを朝イチから飲むと苦しむことになるので
午前中は白湯をマグカップにいれて水分補給をしていた。

思えば、子供のころからストレスがたまるとおなかが痛かった。
やりたくもない合唱会の伴奏。
音楽の歌のテスト。
意地悪な女子に目をつけられたとき。

子供のころはおなか痛いだけだったのに、
社会人になってから下痢を伴うようになった。
でも働き続けなければいけない。
「~しなければいけない」にどれほどの価値があるのかよくわからないけれど、とりあえず、おなかの調子と比例してココロも不調になってきたことは確かだ。

正直、仕事は嫌いじゃなかった。お客さんも大好きだったし。とても支えられていた。だけど、会社が嫌いだった。本当に。
ここでは頑張れないな、でも頑張らなきゃと追い詰めていた時。

ココロから頑張りたい!やりたい!って思える
価値のあることだけ頑張ればいいよ。

と友達からLINEが来て、
なんでやりたくないこと頑張ってたんだろう。。とぼんやり思った。
子育てと違って「この子のために頑張らなきゃ!」という強い理由もなければ何の責任もない。

ゆるい考えだと言われればそれまでだけど。
一度人生をリセットして見返したいと思った。

その後いろいろなことをリセットすることになるのだけれど。。。
そんな感じで私のニートライフへの道は幕を開けたのであった。