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そんなら他己紹介もしよかな

自己紹介を読んでくれた方ありがとうございました。
想定以上にたくさんの人に読んでいただいてうれしいです。

standFMでサンデルタチャンネルという名前で幼稚園からの幼馴染と配信をしているので今回は相方の生態ついて書こうかと思います。
所謂、他己紹介というやつです。ほないくで。

彼女の名前は、なっちゃん。
年齢はわたしと同じ28歳(既婚)。
趣味はきっと飲酒です。そして恐らく特技も飲酒です。
自己紹介の投稿でも触れましたが、彼女は悲しきツッコミモンスターです。
ツッコミの必要のないところでもツッコミたくてうずうずしてしまいます。
なっちゃんという生き物は、“おもんない”ということに特別厳しく、社会に出てからは本当に生きづらそうにしています。
社会に出ると必然的にたくさん降りかかる、大人のおもんなくて長い話や、しょうもない武勇伝に、「なにがおもろいねん!!!!」と言いたいのをグッとこらえて、こらえすぎて息が出来なくなっています。そういう時は会社のトイレに逃げる習性があるらしい。
かわいそうに。

彼女との出会いは、おそらく4歳か5歳だと思います。
小さな町の一つしかない幼稚園ですから、その町に生まれた時点で出会うことは決まっていました。
我々の感覚としては、本格的に仲良くなったのは小学5年生からという認識なのですが、幼稚園の連絡帳には、「なっちゃんと葉っぱのダンスを見せてくれました」という文字があるので、きっと覚えてない頃からの付き合いなのだと思います。葉っぱのダンスってなに?

彼女は運動神経がよく、まだ幼稚園のみんなができない鉄棒もうんていもスルスルとこなしていました。異常な負けず嫌いのわたしは、両親に泣きつき猛特訓。挙句の果てには「できない~~~~!!!なっちゃんは出来るのに~~~~!!!」と大号泣だったそう。
当時、わたしの母は『なっちゃんしかできないんだから自分は無理とは思わないのね』と思っていたそうですが、幼少期のわたしにとってはそのくらい追いかける存在だったのだと思います。その追いかけっこは、終わることなく続き、同じ高校にまで進学するのだから、笑ってしまいます。まあ、結局、勉強はどうしても追いつけず、大学は同じところに進学なんて不可能でした。とほほ

中学生の頃の彼女は、真面目で協調性があり所謂優等生タイプでした。ものすごく自己主張するタイプでもないし、目立たない感じ。当時は恋愛機能も搭載されていなかったので(現在は外付けHDDの要領で恋愛機能を搭載し、驚くべきことに私よりも先に結婚して現在は既婚者です。)、基本的に思春期のよくある揉め事なんかには、ノータッチだったんじゃないかと思います。(本当のところは知らない)
これが誉め言葉かどうかは置いておいて、同級生から見ても“人畜無害”といった感じでした。だから、彼女のことを嫌いな子なんていなかったです。それが今や、友達のできない悲しきツッコミモンスターなので人生はどう転ぶわかりません。ゴール手前で足攣ってるみたな感じです。痛そう…

少女だったころのわたしから見た彼女は、大人びていて、いつもつまらなそうにしているという印象でした。休み時間はとにかく机に突っ伏して寝る。そして寝る。寝る。寝る。わたしはどうしても彼女と遊びたかったので、休み時間のたびにあらゆる手を使って起こしていました。「おっきい時計の分針が動くのを見にいこう?」「ルームシェアの間取り図書いたから見て!」「ネタを書いて漫才をしよう!!」
そのたびに、いやそうに起きてきて遊んでくれました。
寝起きで参加するには変な遊びばっかやな。

中学生のころから、春にはスーパーで3色団子を買って地元の公園で花見をするようになりました。毎年恒例の花見は、大人になるにつれて花より団子ではなく、花より飲酒になりました。


花より飲酒


大人になってから、なんて生きずらい世の中なんだと常々思うけど、
彼女とお酒が飲めるのは、大人になってよかったと思う数少ない瞬間です。
お酒を飲みに行った時の失敗談はまた後日。

子供の頃は、お笑いの話や、主に私の恋バナが話のネタでしたが、大人になってからは、仕事のことや、将来のこと、人生のこと、様々な事柄に対する価値観など、多くのことを話のネタにしてきました。そんな中で、彼女に対してずっとうらやましいと思うのは、他人に対して程よく距離をとって諦められるところです。受け取り方によっては、褒めてないと思われるかもしれないけど、「仕方ない」「そういうこともある」と本当に心の底から思えるのは、必要以上に傷つかないための盾だと思うからです。
わたしは盾を持ってバンザイしているみたいなものなので、確実に盾を構えてる彼女はすごいです。
親友以外はみんな他人と豪語し、SNSや新しいコミュニティなんかを一番苦手とするのが彼女だと思っています。

そんな彼女が、「なにかを発信したい」と言い出したから、二つ返事で快諾し、ラジオ配信アプリを探してstandFMを始めました。我々の掛け合いを面白いと言ってくれる方がいてとても幸せです。何よりも二人で話していることが楽しいから、続けていきたいと思います。

どうぞこれからもサンデルタチャンネルをよろしくお願いします。



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