ターンスタイルゲートってなんかかっこいい
わたしはハッピー野郎です。
過去のnoteを読んで、
「どこがやねん」と思った人は、最後まで読んでみてください。
わたしは、なんだか傷つきやすい。
前回投稿した「わたしの他人との関わり方」でも述べた通り、昔から他人に感情移入しやすく、一生懸命になってしまう節があります。そのため相手と自分の気持ちの温度差を感じた時なんかはよく落ち込みます。
他には、SNSで突然流れてくるショッキングな映像を見てしまったときにも、しっかり落ち込んでしまうし、知らない人に向けられた酷いコメントなんかにも気持ちをグラグラさせられてしまいます。
世間で何か悲しい事件が起こったときに、出来事自体に悲しくなり、それに寄せられた意見に共感して苦しくなり、またその意見に寄せられた反対意見にも共感して、挙句しんどくなってしまいます。SNSが無ければ、起こった出来事に対して悲しくなるところまでで済むのかもしれませんが、自分の感じた気持ちや感覚が合っているのかに自信がないから、色んな人の意見を見ようとしてしまうのだと思います。自分の感覚に似た意見を見つけたからと言って安心するかと言ったらそうではなくて、前述の通り、それに寄せられた反対意見をみて、「ああ…こういう意見を持つ人もいるのか。そこまで想像できなかった、なんてわたしは浅はかなんだろう。」と思ってしまうことがほとんどです。いつからこうなってしまったのかは分かりません。20代前半の頃はもっと自分の意見に自信を持っていたような気がしますし、なんなら反対意見に立ち向かう力もあったような気がします。ただ、わたしはわたしの今の状態を悪いこととは思っていません。きっと、簡単に否定したり、決めつけたくないという心理から来ているのだと思いますし、なんなら褒めてあげたいくらいです。ただちょっと疲れてしまうだけで。それに疲れる理由も明確にわかっているんだから最悪の場合はSNSを辞めてしまえばいいとも思っています。
人間関係で落ち込むと、そっとその人から離れることが不得意で、本人に伝えてみることがほとんどです。しかし大体分かり合えなくて結果的に友人は少なかったりします。休日なんかはだいたい暇です。
初めから友達という枠内の入り口に屈強な鍵なんかをつけておけば、簡単に入ってくることもないだろうし、そんな屈強な鍵をこじ開けてまで入ってきた人は簡単に出て行くこともしないのかもしれませんが、わたしの敷地の入り口を通り抜けるのはかなり簡単です。どれくらい簡単かというと遊園地にたまにあるクルクル回るバーみたいなのしかついていません。ちなみに調べてみたらあれは「ターンスタイルゲート」という名前らしいです。ちょっとカッコ良くて嬉しくなりましたが、
つまりは、ちょっと押せば入れてしまうくらいに簡単だということです。
では、ちょっと押すとは、具体的にどんなことなのかというと、わたしは「わたしを認めてくれる人」にめっぽう弱いです。
これは自分にあまり自信のないところを褒めてもらえると、すぐに受け入れてしまうという意味です。特にわたしなんかは、自分に自信のあるところの方が少ないので、冒険者からしたら楽勝の島でしょうね。わたしの持っている宝箱なんかは蹴って開けられてしまうかもしれません。
入り口はゆるゆるなのに、警備員はろくに仕事もせず怠惰なので、自分のことを大事にしてくれない人を見つけても追い出すのは一苦労です。先日も、敷地内で不審人物を見つけましたが、場外に追い出すのにかなりのエネルギーを使っている最中です。すぐに突き放すことができないのは、わたしが心の底では、いつも他人と関わり合っていたいと思っているからでしょうね。
不特定多数に向けて話すstandFMは、わたしの価値観を理解できる人は、わたしの放送を聴いてくれるし「うわ…。ネガティブなやつがなんかグダグダ言ってるわ」と感じる人はすぐに出て行ってしまうので分かりやすいです。分かりやすいゆえに、やはり大衆には受け入れられないんだなと再確認させられます。幼馴染と二人で活動している放送の方を聴いてくださっている方は、キャラにギャップがあるなあと思う人も少なくないと思いますが、安心してください。どちらもわたしです。
そういえば、ゴットタレントで審査員の女性二人が大きな声で「「pants!!!」」と叫んでいたのはとても面白かったです。
自分で自分をネガティブだとは思わないのですが、「マインドを変えれば幸せになれる」「ポジティブな考え方」みたいな発信には、目を瞑りたくなります。なんとなく、ポジティブが正義の世界に息苦しさを感じてしまいます。
そういう類の本をわたしはあえて開かないのですが、ゴミを捨てるときに自分で「ポイっ」と効果音をつけてみるとちょっと楽しいとか、ダサい動き選手権を自主開催するとなかなかに笑えるとか、ピクサーやディズニーキャラみたいに片方の口角だけ上げる練習をしてみよう!とかが書いてあるならちょっと読んでみたいです。
実際のわたしは、曇り空に虹がかかっていたらハッピーだし、道端に落ちている片っぽの靴の過去のストーリーを想像するだけで面白いから、
だからわたしは結構ハッピー野郎なんじゃないかと思います。
今回は、題名を決めるのに相方に力を借りました。
なんか絶対歌詞の中にタイトルが出てくるJ-popの曲みたいやなと思って面白かった。
以上、ありがとうございました。
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