スロープで低くジャンプするためにスロープ進入時のシチュエーションを考えることが重要な話

スロープで低く飛ぶために、の話をしたくて、書いちゃいました。

ひとくちにスロープといっても、実はスロープにはいくつか種類があるのは周知かと思います。登りスロープ、下りスロープ、、、
大きくはこの分類なのですが、今回はスロープ進入時のシチュエーションについて考えたいと思います。

スロープ進入時のシチュエーションは、大き以下の3つかと思います。
①ストレートからのスロープ進入
②コーナー直のスロープ進入
③レーン毎のスロープ進入

他にバンクからのスロープ進入なんてのもありますが、、、

①~③のシチュエーションでは、それぞれスロープ射出時の姿勢に影響を与える複数のファクターが同時にマシンに作用することを考える必要があります。

・当たるローラーの高さや位置、コースへの食いつきが違う(上段なのか下段なのか、どの高さのローラーが噛むのか、フロント、リヤの当たり方)
・マシンの体勢が違う(アウトリフトかインリフトか、コース底面に張りついているか)
・ブレーキの当たり具合が違う(面で当たっているか、点で当たっているか、左右のどちらかに過重がかかっているか、満遍なく過重がかかっているか、フロントだけあたるか、リヤだけあたるか、フロントリヤともあたるか)
・コースのたわみ具合が違う(もちろんコーナーやコース上段がたわみやすいが、レーン外側と内側ではどうか)

ざっと挙げただけでも、こんなに、、、。

スロープ進入時に意識すべきは、これらを制御し、①~③のいずれのシチュエーションであろうとも、再現性高く同じ姿勢でスロープをクリアすることだと思います。

外側のレーンは水平に飛ぶのに内側のレーンはマシンが万歳するとか、コーナー直スロープは上手に飛ぶのに、ストレートからのスロープは、万歳してしまうとか。

あるあるなのではないでしょうか。

スロープ姿勢の再現性を高めるためには、色々な方法があるかと思います。たとえば、以下の①~④なんかがあります。

①ローラーセッティングを見直す
②ブレーキで姿勢を強制する
③提灯やリヤのキャッチャーでマシン姿勢を強制する
④スラダンで進入速度をコントロールし、マシンを整える(ローラーの当たる位置、噛み具合も変わる)

このなかで、つい、②や③、④で対応しがちですが、基本は①でコントロールするのが良いです(と思っています)。

つまり、スロープの進入と射出のマシンコントロールに特化したローラーセッティングを考えることができれば、再現性の高いスロープクリアができる、ということです。

ブレーキや提灯等は、あくまで補助的にマシンをコントロールするもの、と考えるべきかと思います。

「ローラーセッティング?12-13のWローラー1択でしょう。」なんてという考え方は捨てて、ローラーの当たり方、マシンの体勢、などなど仮説を立て様々なローラーセッティングを試すなかで、これならば再現性がある、というローラーセッティングの最適解を探しだしてみてください。

仮説と検証、大切です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?