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パン屋の顔はみんな同じに見える。

パン屋さんがテレビで紹介されるといつも思うのが、働いている女性の顔がみんな似ているということだ。清潔感があり、健康的で、表情が柔らかい。これが共通したイメージだ。

柔らかいパンを作り続ければ、柔らかい顔になるのだろうかと、馬鹿げたことを考えてみたが、もしかしたら本当にそうなのかもしれない。接客業なので笑顔でいることが多いだろうし、身なりにも気を使う。柔らかい商品を扱うため、力強さよりは繊細な動きが求められるだろう。早朝からの仕事のため、生活サイクルが整って健康的になるというようなこともあるかもしれない。同一の職場環境で働き続けることによる影響が顔にも現れるというのは、十分考えられることだ。

また、パン屋で働こうと思う人が持つ共通点もあるだろう。勝手なイメージだが、声が大きい人や目力の強い人はパン屋で働こうとはしないと思う。

他の職業についても、その職業っぽい顔の人が多い。漁師っぽい顔や、システムエンジニアっぽい顔、アナウンサーっぽい顔と言われれば、なんとなくイメージすることができる。顔も筋肉なので、その筋肉の使い方によって顔が変わっていくのは当然なのかもしれない。

10年後、暇つぶしを続けた自分はどんな顔になっているのだろう。おそらく目力は強くならないと思う。何をしているのかよく分からない、怪しげな顔になっているかもしれない。職務質問を受けないよう、気をつけたいものだ。

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