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■「親の呪縛」から解放され、「自分軸」への入学を決めたキャリア志向ワーママの物語



■自己紹介
明治大学卒業後、新卒でサイバーエージェントに入社。当時まだまだベンチャーだった当社で営業を経験後、子会社人事の立ち上げと1人人事の経験を経て現在は結婚し、子育てしながらHRtechのMGR(中間管理職)としてフルタイム勤務してます。(ちなみに、過去の人生は結構濃密な経験をしており、キーワードを挙げると、親の不仲・大学時代のホステスのバイト・本気の就活・サイバーエージェント入社・休職・営業→人事へのキャリア転向、リアルベンチャーへの転職・・・などなど結構ネタは豊富なのですが(笑)、そこらへんは追々のnoteで書こうかな。)

「女性も自立して働けるように」という昔からの母の教えから、新卒の時からバリバリと働き、今も家事育児しながら毎朝4時起きで18時に仕事を終えるという生活。
他人からは家庭も仕事も両方手に入れられていてすごい!子供がいながら、仕事もバリバリ働いててすごい!と言われることもあるのですが、当の本人は仕事も育児も仕事もいくら頑張っても自分への自信が積み上がらない。。そんな状態でした。

一体私は何があれば満足なのだろう?これって何なのだろう?
その答えや何かを変えるきっかけを作りたくて、POSIWILL CAREERを受けようと思いました。

■無料カウンセリングを受けて
最初は今後の5-10年後のポジティブなキャリア相談の目的で、カウンセリングを受けるつもりでいましたが、今後のキャリアを考える以前に、過去も現在も、私が思っている以上に親の期待に応えなきゃいけないという「親の呪縛」に縛られていたことに気づき、自分軸を失っていたことに気づきました。家族も大事だけれど、自分の人生を生きることも大事。自分のこれからの未来への投資としてトレーニングを行うことに決めました。

■なぜnoteを書こうと思ったか?
・自分の人生を振り返る中で、今現在30-40代の世代の方は、私と同じような「親からの呪縛」のようなものに今なおとらわれて自分を許せていない、認めてあげられてない方が実は多いのではないか?と思ったから。
・良い大学や会社に入り、何事も一生懸命頑張っているけれど、どこか満たされない。自分を愛せない。
そんな同世代の方に、その呪縛から解放され、1人でも自分のやりたいように生きる、軽やかな人生を歩む人が増えて欲しいなと思って書いています。

■このnoteで書きたいこと
・まだ受講途中ですが、まず自分の人生が大分棚卸できてきたので、備忘録的にこれまでの人生を振り返ります。

■私のこれまでの人生-「母軸」で全てを頑張ってきた-
私は、これまで育ってきた環境と母親の影響を多分に受け、度々傷ついてきたが、物心ついて以降、自分の傷ついた感情に蓋をして解放してあげられていませんでした。
それをPOSIWILLトレーニングを通じてだいぶ「膿出し」ができたことは前提として大きいです。


<幼少期-20代前半のわたしのハイライト>
・学歴重視思考の家庭、御三家と呼ばれる学校に進学した優秀すぎる兄との比較、いつも母の目線は私ではなく兄にあったこと。
・母の視線を集めたくて、自分も勉強もスポーツも何事も一生懸命頑張ってきたが、なかなか私への注目は集まらず、母のちょっとした行動や言葉で実際傷ついてきたし、今も傷つけられることもたまにある。
・頑張っても頑張ってもさほど褒めてもらえた記憶がなく、本当に私に興味がないのでは?と何度も落ち込んだ経験は幾度となくあった。
・ただひたすらお母さんにこちらを向いて欲しくて、頑張った結果、私のアイデンティティである「一生懸命、頑張る」が形づくられた。
・そして、20代はお母さんから「誰か(上司や会社やパートナー)」に対象が変わり、自分を認めて・褒めて欲しくて、仕事も家事も「一生懸命」頑張った。
・そしていつのまにか、会社や誰かのための目標達成こそが人生の目的と化していた。
・万が一達成できないとなると、そこに到達できない自分を自己否定するサイクルに陥る。
・全て100%、1分たりとも生産性を!と思っており、それをやりきれない自分を毎日どこかで悲しくなっていた。
(ちょっと書いてて怖くなってきました(笑) どんだけ自分をがんじがらめに、そして超人設定していたんだとw)
・目の前の目標を達成しても、自分を真には認められず、いつもまだまだ足りないと感じていて、どこかいつも苦しかった。


<20代後半>-転職-
・そんな毎日だったから、自分は本当は何がしたいのか?を考える「余力」を自分に与えておらずな状態。
・ただ、30代手前になり、結婚して家庭を持つことがきっかけで、当時自身では顕在的に気づけているわけではなかったものの、だんだんと「とにかく達成!がむしゃらに頑張る!」といった思考に限界がきてきた。
・前職のようなただひたすら頑張るという環境ではなく、自分のライフもワークも充実させられる、かつ自然体でいられる場所を無意識に探していて、最後は直感で現職に決めた


<30代前半>-MGRへ-
・マネージャーポジションにつき、マネージャーとしての「べき思考」からの解放は今も修行中


<トレーニングで気づけたこと>
・「ずっと兄と比較して」という感情が母に対してずっと残っており、結局母は私にそれほど興味がなかったと思い続けていたけれど、少なからず母が自分に対して向けてくれていた愛情を再認識し、母に対する歪んだ感情を少しずつ昇華することができている。
・母親に今思うことは、総じて「感謝と卒業」
私のベースを作ってくれた母親に感謝!だって、これまでを振り返ると、相当タフに色んなチャレンジと結果へのコミットをしてこれているから
自分は普通だと思うことも、人から見るとすごい!と思われる位、当たり前のレベルを上げられた
・そしてまぎれもなく自分の持ち味というのは「元気・明るい・素直・タフ」ポータブルスキルだと、「突破力・傾聴力・曖昧力」。今そこにプラスで企画や仕組み作りのスキルを蓄積中。引き続きこれらを生かしてメキメキとキャリアは積んでいきたい。

■これからの人生-「自分軸」への入学に向けて
〈35歳の今〉
・今は「自分軸」への「入学」に向けて精進中
・また、100%全てを頑張るのではなく、頑張りを自分の意思で選ぶことも訓練中。これまでは家事も育児も仕事も完璧にこなせなければ落ち込んだり、「できる妻、できる母であらねば」と土日も気を抜かず振舞うことも多かったけれど、完璧さを手放すこともでき始めている。
・自分の意志で選んで「ゆっくりする時間」を敢えてもうける。ゆっくりする時間は自分に送るギフトなのだ。また、それと同様自分が選んで「頑張る時間」も自分に送るギフトと捉えようとしている。
・自分のなかで、40代以降のキャリアを考えると「転職」か「現職残留」かの二択で考えがちだったけれど、これまで自分が培ってきた武器を生かして、二択の世界だけではない自分らしいキャリアを描ける可能性も少しずつ見え始めてる。

もっと自由に自分らしく。これからの面談でもっと鮮明に描いていけるようにトレーニング面談の続きを頑張っていこうと思う。

そして、同じような経験や想いをしてきた人達に、軽やかで自分らしい人生を歩むきっかけになれたら嬉しいので、これから定期的にnoteも書いていきたい。みなさんよろしくお願いします。

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