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[GBA:28] 逆転裁判2と私。

カプコンのGBAタイトルと言えば、忘れてはならない作品が「逆転裁判」だ。
意図せずカプコンタイトルが続いたので、勝手にカプコン強化月間ということで「逆転裁判2」のプレイ感想を綴る。
最後にプレイしてから10年以上経っただろうか?
いい具合に細かいトリックを忘れていたので非常に楽しめた。

逆転裁判2とは

2002年10月18日発売。
今や大人気推理ADVシリーズへと成長した「逆転裁判」シリーズの第2作だ。
GBA版はもちろんのこと、「逆転裁判123 成歩堂セレクション」として最新ハードでも楽しめるので遊んだことのある人も多いのではないだろうか?

シリーズはどの作品も面白いが、ナンバリングの中で個人的に最も好きな作品が今回遊んだ「逆転裁判2」である。
キャラクター同士の軽快な掛け合いやサイコロック導入によりパワーアップした捜査パート、緊張感溢れるラストの展開など、当時夢中になってプレイした。
つきつける対象に人物が追加されたことにより、キャラクターの人物評が聞ける点もファンとしては嬉しい要素だったな。

ちなみに上記の「逆転裁判123 成歩堂セレクション」ではグラフィックが差し替えられているのだが、個人的にはドット絵の方が好みだ。(慣れの問題かもしれないが)
いっそのこと「逆転裁判5」以降の3Dグラフィックリメイク版を遊びたい。

手に汗握るクライマックス。

「逆転裁判2」のエピソードはどれも好きだが、特に最終話「さらば、逆転」が印象深い。

いつも通り酷い目に遭う真宵ちゃんを助けるべくナルホドくんが奮闘する訳だが、「弁護士として何が正しいのか?」を問われるラストの展開が非常に熱い。
傍聴人から罵声を浴びながらも屁理屈を捏ねて時間を稼ぐナルホドくんには胸が熱くなること間違いなし。

刻一刻と変化していく状況、有罪か無罪か、親しい人の命か守るべき正義かで揺れるナルホドくんには思わず手に汗を握る。
どの作品も最終話は傑作揃いだが、私はこの緊張感に溢れ、思いがけない結末へと至る「逆転裁判2」の最終話が大好きなのだ。

が、熱い展開も束の間、エピローグでボタン連打していたらうっかり御剣へ渡すアイテム選択をミスり、旅立つ狩魔冥の前で彼にカッコつけさせてあげられなかった。
ごめん、御剣。ほんとごめん。

逆転裁判2を終えて

初期作品のプレイは本当に久々だった。
大人になってから遊ぶとツッコミどころもあるが(特によく言われる3話のマント)、そこも含めて色褪せない愛すべき傑作ではないだろうか。
最新ハードでも遊ぶことができるので、未プレイの方には是非オススメしたい。

その際にはスマートフォンよりも物理ボタンのあるハードウェアでのプレイを推奨する。
こんなにもLRボタンが頼もしいゲームは他にない。

さぁ、次のゲームへ行こう。

余談

ナンバリング作品では「逆転裁判2」が1番好きなのは上述の通り。

だが、スピンオフも含めたシリーズ全体での個人的最高傑作はSwitch版「大逆転裁判1&2 -成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟-」だ。
定価でもそもそも非常にお買い得な上、定期的にセールで安くなるので是非遊んでほしい。
シナリオ、BGM、キャラクター全てが最高!

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