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[GBA:42] サモンナイト クラフトソード物語2と私。

子どもの頃から、色々な剣を相棒に冒険してきた。
カザーブで背伸びして買ったはがねのつるぎ。
海底に沈んだハイリア城に眠っていたマスターソード。
初めての看板モンスター武器、炎剣リオレウス。
どれも思い出深い剣ばかりだ。

さて、今回は愛剣を自作するRPG「サモンナイト クラフトソード物語2」の感想を綴る。武器クラフト要素とアクションバトルが特徴の良作RPGだ。
自分の作った剣を携え、冒険へ旅立とう!

サモンナイト クラフトソード物語2とは

2004年8月20日発売の「サモンナイト」スピンオフ作品だ。
ジャンルは「武器創造バトルRPG」。
「サモンナイト」本編はSRPGだが、「クラフトソード物語2」はARPGである。

シリーズ他作品とシナリオ上の繋がりはなく、「クラフトソード物語2」単独で遊んでも全く支障なし。シリーズ初心者にはありがたい作りだった。

印象的なポイントは武器クラフト要素とバトルシステム。
「武器創造バトルRPG」というジャンル名が的確に本作の魅力を述べている。
すごい。

あとは4人の候補から相方となる召喚獣を選べるシステムもよかった。
私の相方はイケメンロボのイグゼルド!
剣と魔法のファンタジー世界に似つかわしくないリアルロボ感がたまらない。

カタカナ多めのセリフもロボ感マシマシで良い。

では、「クラフトソード物語2」の魅力を語っていく。

楽しい武器クラフト要素

何と言ってもまずは武器クラフト要素だ。

主人公エッジ君は新米鍛治士であり、武器は全て自作品。
武器屋で購入などと言った甘えた選択肢は存在しない。
ド定番の剣や槍からドリルまで、作れる武器は多岐に渡る。

武器は使い続けると壊れてしまうので、同じ武器ばかり使い続けるのはNG。
バトルの他に謎解きにも使用するため、自ずと色々試したくなる作りに好感が持てた。

アクション性の高いバトル

敵とのバトルは2Dアクション。
一言で言ってしまうと「初期のテイルズ」に近い。

手堅い作りの2Dアクションバトル。

特徴は武器切替だ。
装備した3種類の武器を任意で切り替えて戦う。
状況に応じた武器選択が必要な他、使い続けると壊れるため武器切替はかなり重要な要素だった。

問題は武器の強さにバラツキがあることか。
剣がオールラウンダーで頭ひとつ抜き出ていた印象。
安定の剣、リーチの槍、連撃のナックルが鉄板セットではなかろうか?

バトル難易度も後半はなかなかの歯応え。
回復手段が少なく隙が大きい、画面端に追い詰められると逃げ場がない等が主な要因で、特にラスボスは魔法の交わし方に気づくまで敗北を重ねた。
気づいてしまえば楽勝だったが・・・まさかダッシュで後ろに回れるなんて思わないじゃん。

サモンナイト クラフトソード物語2を終えて

温かなグラフィックも美しく、目標に向かって一直線に進む素直なシナリオもGood。GBAでアクションRPGを遊びたいという人にはオススメのタイトルだ。

可愛らしくも生活感溢れるグラフィック。

ちなみに「クラフトソード物語」はGBAで3作発売されている。
他のタイトルも見かけたら是非プレイしたい。

さぁ、次のゲームへ行こう。

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