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資格試験の勉強も、誰かに教える感じで覚えるのがいい

YAG…イットリウム・アルミニウム・ガーネット
GGG…ガドリニウム・ガリウム・ガーネット
???

最近また読み進めているジュエリーコーディネーター3級の資料。
3年前にひと通り読んだのだが、コロナや諸々の理由でテストを受けれなかったので、また読み直している。

出勤時には上に書いた2つと“キンダーライト”という単語が頭にこびりついている。何やったかな?
火山が多いのに日本ではダイヤは見つからないらしい、ショック…。
こんなことしかまだ覚えてないのか。

しかし、しっかりと覚えられているところもある。
ルビーやサファイア・エメラルドなどの色石だ。
(正確には“鉱物”と呼ぶらしい。)
仕事の関係上、色石の知識は持っておかないといけない。
コロナ禍でお店にお客様が全然来なかった時、その後2週間ぐらい休業をした期間があった。
その時にジュエリーコーディネーター3級の資料や今まで勉強してきた色石の資料をいろいろノートにまとめた。

それは“色石ノート”と後輩から言われている。
私が研修時に時々引っ張り出してきて説明する。
私が休みの日にそのノートで復習をする子もいたとか。
しっかりと説明しているので、知識は頭に入っている。この部分は得点できるはずだ。

閉店前。
作業を始めるには遅く、だからといってボーっとするわけにはいかない。
そんなちょっとした時間にジュエリーコーディネーター3級の資料を広げた。
目の前には11歳下の後輩。よぉーし。

「ねぇ、“複屈折”って覚えてる?」
『あっ、“二色性”の宝石に現れるやつですよね?』
「あー、ちょっと違うんよ。資料見るか。」
こうやって教えるように話をする。
話し相手がわかった!という顔をすれば、こちらも理解をしている証拠だ。

話が弾み、思い出した知識を彼女に話した。
「そうそう!アレキサンドライトって、蛍光灯の下だと青とか緑とかに見えるけど、ペンライトとかロウソクの下に持ってくると赤く見えるやん?
ジーンズも同じようなことが起きるねん!あれブルーに見えるけど、カラーフィルターでライト当てたら赤に見えるんやで〜!

これは驚くだろう!
ちょっとドヤ顔をしながら話していた。
すると彼女は、
『あっ……すみません、知ってます!』と答えた。
私の表情は一変した。
あれあれあれ?私研修でもう話したか!

『専門学校で照明やってましたから。』
照明ってそんなことも学ぶの!?
ドヤ顔した自分が恥ずかしいではないか。
「何ドヤ顔で話してたんだよ、バカじゃないの自分〜〜!」

3月のテスト当日にはもっとたくさんの知識を頭の中に叩き込んでいるだろう。
そんな中自分が勉強したこと、後輩に説明したことなどもきっと思い出す。
この件を思い出して笑わないようにしなくちゃ。

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