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鼓笛隊の指揮

今日のnote何にしようかな。
あっ、金曜日は学生時代の話だったよね。
(そのルール今持ってきた?)

でも小学校の記念誌が届いてからはちょこちょこ小学生の時の思い出を思い出すからなぁ。
小学生の時の話をしよう。

記念誌に鼓笛隊の写真が写っていた。
懐かしい!私もやったなぁ!

母校では小学4〜6年生が運動会で鼓笛隊をする。
4年生はリコーダー・5年生はピアニカ。
(逆だったかもしれない)
そして6年生はアコーディオンとか小太鼓とか大太鼓とかとにかくいろんな楽器を使う。

しかもこれには伝統という背景があった。
10月の運動会よりもずっと前、3月の卒業式。
5年生が6年生から引き継いだ楽器で、校歌を演奏して卒業生である6年生を送るというものだ。

私が引き継いだのは“指揮者”だった。
なぜ私が指揮者を目指したのかは小学2年生の頃にさかのぼる。

運動会での鼓笛隊。
その先頭で、ピー“ドラムマーチー!”と大きな声で指揮をしている女の子がいた。
私はよく知っている子だった。いとこだったのである。

入学した時、いとこはすれ違う度に私に声を掛けてくれた。隣りにいる友達に「あの子はいとこなんだよ」とことあるごとに私を紹介していた。
同じ学校にいとこがいるのがうれしかったのかも。

そんな彼女が一番前で80人ほどの指揮をしている。
「かっこいい!私もやりたい!」
実に単純な動機だが、純真無垢でもあるだろう。
あとで分かったことだが、鼓笛隊を女子が指揮したのはいとこが初めてだったらしい。
その年から毎年女子が指揮をしていた。

4年間指揮への想いを絶やさずに私も指揮をした。
指揮棒が重かったが、憧れの指揮をできて、とても嬉しかったのを覚えている。
素敵な伝統だったな……と今しみじみ中のミンチョンだった。

余談だが、私はいとこの様に指揮をしたい!と言いまくっていた様で、法事の時に親戚に「いとこの指揮見て、ミンチョンも指揮したんだよね!」と言われた。

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