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原則とか推奨とか望ましいとか

3月13日からマスク着用するかしないか
ちょっとずつ変わってきそうだ。

政府の考えをよくよく見てみると…
着用は個人の判断に委ねることを基本」とする。
既に難しいことを言ってない?

まぁ、続きを読んでみよう。
ざっくりまとめると、
・医療機関受信する時
・高齢者等重症化リスクが高い人が多く
入院・生活している病院や施設に行く時
・通勤ラッシュの電車やバスに乗る時
・コロナの陽性者や濃厚接触者が近くにいて、
病院に行く為に外出をしないと行けない時
上記の場合はマスク着用をするように。

学校も4月1日からは
マスク着用を求めないことを基本
マスク着用希望の生徒に対しては適切に配慮する。
換気確保の対策を講じるようにする。

説明はわかるんだけど、ややこしい!

そもそもマスク着用のルールの始まりは
いつだったか覚えているだろうか?
私がマスクをし始めたのは、
確か花粉症が出始めたからで、
お客様にも「コロナじゃないですよ、花粉症で……」
と説明した覚えがある。
特段ルールもなかった頃に「マスクしていない人が
せきをしたから(電車の)非常ボタンを押しました。」と言う人が出て、次第に日本人が空気を読んでマスクをし始めた。
その後にルールができた気がする。

今回の「つけなくてもいいですよ」ルール
だからといって「外しましょう」というのも
おかしいのもわかる。

“基本”とか“委ねる”とか“個人の判断”とか
それってつまりは丸投げということではないかな。
もちろん「丸投げなんで〜、自己判断で〜」なんていうと、批判が出ちゃうから、
オブラートに、優しい表現にしている。
日本語のいい所でもあり、悪い所でもある。

お店にいると、
「できへんわ!」じゃなくて、『できかねます。』
「無理やねん!」じゃなくて、『難しいです。』
そんな表現を使うことがある。
「“難しい”ってすっごいがんばったらできるの?」
なんていうツワモノもいるけど。

ルールなるものを作る場合、
原則とか推奨とか望ましいという表現を使えば、
例外があった時に逃げることができる。
やっぱり日本語のいい所でもあり、悪い所でもある。

ニュースを見ていると
「個人の意見を尊重する形」という表現があった。
その表現はずるいなって思った。
マスクをつけるのも尊重、つけないのも尊重、
マスクをつけてよ!って押し付けるのも尊重、
通勤ラッシュ時にマスクをせずに
大きな声でしゃべって咳をしても尊重
にならない??
そう思う私はひねくれているのだろうか。

3月13日は、マスクをつけている人もつけていない人も「え?」って顔をしないように、
どっちの意見も正しいよな。と思えるように、
みんなが批判をしない記念すべき日になるといいな。

私は3月13日はとりあえずマスクしてると思う。
でも、真夏のあっつい日にマスクをしなくていい日が、やっと来るかもしれないというのは、
素直にうれしい…!

このままコロナの心配もなくなりますように…。

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