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【1年次16科目め】児童家庭福祉・R履修※評価追記済

さて、楽しかった会場スクーリングも、今年度は前回の分で終わり。
再び福祉系科目に戻ってきました。16科目めは「児童家庭福祉」です。

子どもの福祉に関わるということ。

一番最初の記事でも書いた通り、私は児童福祉の分野に関わりたくて通信制大学に入学しました。子どもの支援をしたい理由はここに書ききれないほど色々あるのですが、この科目でのいちばんの学びは「子どもの福祉のためには、親の福祉にも関わらなければいけない」ということでした。
私はもともと福祉に興味があったわけではないので、報道などで福祉支援の必要な子どもについてのニュースを見るたび、「周りの大人は何をやっているんだ」と思っている節がありました。しかし、虐待や貧困の連鎖などからも分かるように、周りの大人もまた支援の必要なケースが多いということに気づかされることに。ただ「子どもがかわいそう」という感情だけでは、福祉を行うことはできないのですね……。

やっぱり制度のことは難しい(n回目)

福祉系科目では毎度言っていることですが、やっぱり制度について覚えるのは苦手です。社会福祉士の国家資格を受ける方は、これ全部覚えるんでしょうか……(私は受けません)。

後半、辛い話題が続く

児童福祉と聞くと、おそらく誰でも「虐待」のことが頭を過るでしょう。テキストの後半は子どもの貧困、虐待、女性の福祉問題など、辛い話題が続きました。前の科目の「基礎演習」で不登校や虐待の問題に触れ、ちょっとナーバスになっていたので、虐待件数や死亡事例などを調べるだけで泣いてしまうこともあり……。アルバイトが忙しかったことも加えて、少し学習ペースが落ちてしまいました。

客観式レポート

客観式レポートは、やはり今回も制度中心。テキストでの学習から少し時間が空いてしまったこともあり、85点でなんとか合格でした。

論述式レポート(全文掲載)

論述式レポートもまた辛い話題……。課題は「日本における子ども虐待の現状と対策を述べよ」です。私が特に気になった点は、虐待の内容での「性的虐待」の割合の低さでした。児童虐待相談対応件数のうち、性的虐待の割合が1.1%って、皆さん信じられます……?非常にデリケートな問題なので、これについてレポートで触れるかは悩みました。でも、私自身の約40年という人生経験(あえて詳しくは書きませんが)と照らし合わせると、「絶対そんな数にとどまっているわけがない」と疑問に思ってしまうのです。調査に慎重にならざるを得ないことは理解できますが、数値に出てこない潜在数が(あるならば)正しく把握され、ひとりでも多くの子どもの心が救われることを願ってやみません。

※1/19評価
評価:優
題意把握 内容理解:A
論理構成 考察力:A
表現・文字の正確さ:A
引用・出典明示:A
現実との関連付け:A


※以下、提出したレポートを全文掲載しております。
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