【1年次14科目め】障害者福祉・R履修※12/7評価追記
14科目めも引き続き福祉分野です。
今回は「福祉を学ぶとはこういうことなのか!」という気づきのある科目でした。
正直あまり興味のない分野
常日頃から公言している通り、私は児童福祉分野、特に不登校児等の学びのサポート、発達障害児の支援などに携わりたくて通信制大学に入りました。また、前回の記事で触れたとおり、高齢者福祉については身近な問題だったので、ある程度の意識を持っていました。そして障害者福祉の分野は、正直あまり興味がない……さらに言うなら、あまり自分には関係のないこと、まさに普段からレポートに頻出させまくっている「他人事」感を持っていました。
自分の中の偏見や差別意識に気づく。
私は自分のことをまっとうに正しい人間だとは思っていませんが、差別や偏見はあまりないタイプだと思っていました。しかし、シラバスに載っていた参考図書に伊是名夏子氏の名前を見つけ、ちょっと心がザワッとしたのです。
この方は、以前「車椅子での乗車問題」でJRにクレームを入れたことで炎上した方です。私もそれを目にしたとき、「そりゃあ燃えるわ……」と思っていました。なんなら、自分と同じ2児の母であることについて「まず子供を産んで育てようと思ったこと自体(良くも悪くもいろんな意味で)ヤバいな」とすら感じていました。
これ、冷静に考えるととんでもない偏見と差別なんですよね……。詳しくは後述の「論述式レポート(全文掲載)」の中で触れていますが、自分の中にある無意識の偏見と差別に気づかされたという点については、伊是名氏の著書に触れられたのは貴重な体験でした。
※ただし、障害の有無にかかわらず、伊是名氏の夫婦別姓観やその他の人生観についてはあまり賛同できませんが……
客観式レポート
今回の客観式レポートも、85点で合格でした。
高齢者福祉でも触れましたが、やはり法制度が苦手……。ただ、理念や定義、用語理解についてはそこそこ自信があり、その分野の問題はほとんど正解できました。科目修了試験では過去問から「用語理解が重要っぽい」と分かっていますので、試験対策も気を緩めずに行きたいと思います。
論述式レポート(全文掲載)
今回のレポートは、前述の「自分の中の偏見・差別意識への気づき」を中心に、障害者を取り巻く問題の解決について、伊是名氏の著書の感想も含めて考察しました。障害者の問題は多々ありますが、解決のために今すぐに変えることができるのは制度やサービスではなく「人間の意識」であるという主張を述べています。
※以下、提出したレポートを全文掲載しております。
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