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【1年次11科目め】科学的な見方・考え方・SR履修※10/13評価追記

何科目か専門科目が続いていましたが、いったん基礎科目に戻ります。11科目めは「科学的な見方・考え方」。レポートや論文を書くにあたって、収集した情報をもとに論理的に説明することを目標にした科目です。
今回はSRで履修するため、オンデマンドスクーリング受講+スクーリング試験+レポート2課題の提出が必要となります。

論理ってなんだろう……?

まずはオンデマンドスクーリング受講にあたって教科書を読みました。
教科書はこちら。

論理的思考力を鍛えるため、「論理とは何か?」というさまざまな具体例が挙げられ、問題を解きながらトレーニングを進める形式の本です。目次の時点でなんだか難しそうな言葉が並んでおり、読む前から嫌な予感。
案の定、はじめの「接続詞」のあたりまでは理解できたのですが、「演繹」のあたりからは「???」の状態に……。

はい、そこでいつもの合言葉。
「困ったときにはより平易な本!」

というわけで、同じ著者のより一般向けの本を何冊か借りてきてみました。
読んだのは以下の本です。
増補版 大人のための国語ゼミ (単行本)
ロンリのちから: 「読み解く・伝える・議論する」論理と思考のレッスン
「ロンリ」の授業:あの人の話はなぜ、わかりやすいんだろう?

はじめの1冊は一般向けの論理学の本、他の2冊はNHK Eテレで放送していた高校講座「ロンリのちから」をもとにした本です。

「ロンリのちから」は、高校の演劇部を舞台にした中高生向けの論理学の講座です。小6の娘が好きでよく見ていたのですが、監修していたのが今回の教科書の著者の方で、なんと素敵な偶然。論理について10代でもわかりやすい言葉で説明しているので、レポートや論文作成で困っている学生さんにもぜひおすすめしたい番組です。

以上の3冊を読んでから改めて教科書を読み直してみると、はじめて読んだときよりは理解がしやすかったです。

さすがのオンデマンドスクーリング。

さて、オンデマンドスクーリングの開始までになんとか教科書を読み終え、いざ受講!
論理の仕組みと、情報の科学的な見方を学ぶ科目だけあって、さすがに先生のお話が簡潔&めちゃくちゃ分かりやすい……!
バイトと家事を終えた夜の時間に受講していると、これまではうっかり寝落ちしてしまうこともあったのですが、話し方が本当に分かりやすいのでスムーズに受講することができました。

また、スクーリングの中では「レポートを添削してみる」というワークがありました。これは今後もレポートを書く上で非常に参考になる課題でした。レポートで書くべきこと・書くべきではないこと、適切な言い回し、図表の正しい取扱い方などなど……これまでに提出した何本かのレポートが、まったくの「ダメダメレポート」だったことが分かり、ちょっとへこんでみたり……(笑)ですが、この添削したレポートのルールにのっとって書けば、今後のレポートの構成はだいぶ楽になるではないかと思いました。

レポート提出、合計3本!

なんとか無事にオンデマンドスクーリングの視聴を終えることができ、次はスクーリング試験とレポートに取り掛かりました。

スクーリング試験は、「スクーリングで提示された資料をもとにしたレポート作成」が課題で、テーマは「環境問題」でした。ポイントは、限られた資料のみで表現することと、スクーリングで学んだ形式で論述することの2点。こちらのレポートについては、配布資料をもとにしているため、全文掲載はありません。

単位取得のためのレポート課題は、
1)自分で設定した論題について、論理展開に必要な資料を添付し、「立論-批判-異論」の形式で論述すること
2)環境問題に関するテーマを自分で設定し、考察を入れながら論述すること(資料添付)
の2課題。上の課題文は私が意訳したものですが、シラバス記載の課題文は読むだけで身構えるような文章だったので、ちょっと履修放棄しようか迷うほどでした……まぁ、結局のところ、教科書や資料に沿ってなんとか仕上げることはできました。

ちなみに各課題のテーマは
1)選択的夫婦別姓の導入について
2)地球温暖化と降水量の関連性から考える環境保護と防災について
に設定しました。

論述式レポート(全文掲載)

※10/13追記 
レポート1単位目
評価:良
題意把握 内容理解:A
論理構成 考察力:B
表現・文字の正確さ:B
引用・出典明示:A
現実との関連付け:B
問題指摘の具体性不足、異論における説得力の弱さ(異論の内容が感覚的である)が減点ポイントだったようです。

レポート2単位目
題意把握 内容理解:A
論理構成 考察力:A
表現・文字の正確さ:A
引用・出典明示:A
現実との関連付け:A
論理の展開と資料のピックアップに高評価をいただきました!


※以下、提出したレポートを全文掲載しております。
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