マガジンのカバー画像

人工股関節全置換手術を受けました

13
人工股関節全置換術を受けるまでの経緯、家族や仕事との関係、手術そのものや入院生活で感じたこと、そしてリハビリまでをレポートします。公開情報としては恥ずかしいですが、肥満症の解消に…
運営しているクリエイター

#エッセイ

ワタクシ人工股関節全置換術を受けました

=この記事を書くにあたって=股関節に痛みを感じる前、わたしはかなり長い間、坐骨神経痛に似た痛みに悩んでいました。 そのきっかけは、中学生の時の転倒。尻もちをつく形の転倒でしたが、もう痛いの痛くないのって、多分尾てい骨は少なくともヒビいってたと思うのですが、後で調べたら仮に病院に行ってもそれ自体はギプスするでもなく自然治癒しかない。 年頃の子が恥ずかしさと怖さで我慢しちゃったことが、後、腰回りの違和感に変わっていくことは当時のわたしにはわからなかったし、実際人工股関節に至る

どうして股関節が痛んだの?

★なぜ不具合が起きたのか -1- ◎生まれつきの骨盤の形(1)で記載した通り、中学生時代の転倒というのも痛みを重くしたひとつの要因があったかと思いますが、実は手術まで3人の整形外科医すべてから「生まれつきの骨盤の形が大腿骨頂を受け止める形として浅いつくりである」 と、指摘され、とても驚きました。母にも聞きましたが乳幼児健診で足の開き方などで不具合を指摘されたことはなかったそうです。 そしてわたし自身も、柔軟体操をすればしたでそれなりに効果のある動きができました。ただ不思議な

情報を集めて手術に向かう!

なぜ不具合が起きたのか -4-   歩き方の癖と筋力 ある時動画を見て、歩き方が笑ウせえるすまんの喪黒福蔵になっていたことに気づいたことは書きました。ではなぜその歩き方になっていたのでしょう? 1 偏平足大人のストレッチや足指遊びのそこそこの器用さ、子どものころは外で遊び、雨の日はつまらなくてふさぎ込むほど遊んでいたわたしにとって、「外遊びの足りなさ」というのは該当しませんが、なにがどうあっても母から常に「お前は偏平足だね。偏平足は疲れやすいんだよ」と、心配されつつ結局解決

休職で仕事を失ったらどうしよう!

★人工股関節全置換術 1    するかしないか仕事との折り合いまずこの手術を受ける人にとってほとんどほかの病気とは違って悩む部分がこれかと思います。それは 「いつ受けるのか?」 「そもそも受けないのか?」 わたしの場合一番の迷いどころは、家庭内の事情と仕事との兼ね合いでした。 わたしは出版部門、通信教育部門を抱えるいわゆる「団体職員(アルバイト)」です。内容が働く人を中心としたすべての人たちに学びの機会を提供して、社会全体を見る目を培い、それぞれが孤立分断させられたひとり