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池袋 かるまるが至高であり最高な理由〜後編〜

仕事やらなんやらで前編からだいぶ間が空いてしまいましたがこのかるまるという施設が最高な理由を書いていこうと思います。ちなみに前編の記事はこちら↓

前編では主に池袋のサウナへのこだわりやべーんですわって話でしたが、これからがむしろかるまるの本領発揮と言っても過言ではない・・・。まずは水風呂からお話ししていきましょうか。
かるまるの水風呂は本当にいろんな意味ですごい。水風呂だけで4つもあるのは流石としか言いようがないですね・・・。では一つずつ紹介していきます。

①サンダートルネード

公式画像では大人しい感じですが温度計を見ると・・・

かるまるの代名詞にしてやべー水風呂の代表格。
かるまると言ったらまずはこいつというくらいすごい水風呂です。
名前もなんだか某テーマパークのアトラクションのようですが特筆すべきは温度。写真の画像を見るとなんと7℃!!脅威のシングルでマジでバッキバキに冷えます。このかるまるができるまでは神奈川にあるユーランド鶴見というところの水風呂が関東一冷たかったらしいですがそれを遥かに超えるやばさ。
・・・とはいえシングルの水風呂なんて探せばいくつかあるよ?と思うかもしれませんがこの水風呂はトルネードって名前の通りバイブラがガンガン発動していてまるで鳴門海峡のごとく渦を巻いているのです。

・・・つまりどういうことかというと温度の羽衣ができないのでじっと耐えるのも難しく温度以上にめっちゃくちゃ冷たく感じるのです。公式ページで「落雷にでもあったかのような衝撃の超低温(シングル)の水風呂」なんて書いてありますがそれに加えて、出た後は体の感覚がなくなるくらいになります。この状態から整い椅子やベッドに行くと本当にズバババーンってくらい整いのウェーブが来ます。そりゃこんな生命の危機を感じる水風呂から常温の空間に行ったら生きてる〜✨ってなりますわ。

②アクリルアヴァント

屋上の水風呂ってなんかいいよね

流石にシングルの水風呂はちょっと・・・という方にはこちら。これも中々他ではみられない至高の水風呂なので是非紹介したいです。
これは屋上にある透明なアクリル製の浴槽で1人用の水風呂となっています。水風呂を1人で独占できるってなんかいいですよね😄

ちなみにアヴァントとはなんぞや?と思うかもしれませんがこちらの記事で紹介されています。

まあ要するに凍った河や湖の氷に穴を開けてそこの氷点下の水に飛び込むことを意味しているのですがそれを疑似体験できる水風呂です。流石に氷点下ではありませんが・・・。
透明な水風呂っていうのも結構珍しいですがここで潜ってみるとなんか不思議な感覚に陥ります。そしてこの水風呂14〜16℃とキリッと冷えているため普通にいい感じの温度なのでポイントも高いですね。ここの水風呂に入ったらそのまま屋上の整いベッドに行って休みましょう✨

③安らぎ&昇天

サンダートルネードからこっちに入って・・・
さらにこっちに入る。水風呂の梯子っていいね

この二つは役割が似ているのでまとめて紹介します。
最近はサウナ→水風呂→外気浴(休憩)という流れのほか、この休憩部分をより温度の高い水風呂でリラックスさせるという「冷まし湯」という手法が流行ったりしています。いわゆる不感温度と呼ばれる人間にとって最もストレスを感じない温度の風呂に入ることで心地よい状態を作ろうとするものですね。

安らぎは25℃、昇天は33℃です。サンダートルネード→安らぎ→昇天という流れが公式の推奨パターンのようですね。所沢のベッド&スパもこの手法を取り入れていますが、かるまるにもあります。こういう所もちゃんとカバーしているの本当にすごいですよね。

水風呂は以上です。サンダートルネードはエクストリーム方面のイロモノだと思われがちですが、短時間でバシッと冷えてそこからズドバーンバリシャキーン!!って整うので2、3セット目にやると本当に飛べるのでおすすめです。アクリルアヴァントから屋上の整いベッドパターンも気持ち良すぎて涎が出るほどですねー。

あ、ちなみに普通のあったかいお風呂もあります。電気風呂とかも。サウナーにとっては浴槽よりもサウナだってなりがちですがお風呂であったまりたい時もあるのでそういった所もあって安心アンコールワット。個人的には桝風呂がおすすめです。

後ここはととのい椅子も充実していて一階に10以上の椅子、インフィニティーチェアも多数、ベッドもあるだけでなく二階にも休憩スペース、ととのいベッド3つなどがありサウナも水風呂も充実してるけどととのいスペースがいっぱい!ということはあまりありません。ここ何気に重要ですよね。

さて、浴槽施設がいかに充実しているかはいっぱい語りましたが休憩スペースや食事どころ、最近はコワーキングスペィス?なるものは?という所も気になっているでしょう。

食事どころで煮込み定食ドーン!

高級施設の食事どころはまあ無難というかそういうところが多いのですがここは食事も何気にうまいですよ!この煮込み定食もいいのですがおすすめは肉汁つけうどん。あ、ちなみにフィンランドのビールやエクストラコールド、オロポもちゃんとあります!


なぜこんなタッチなんだ・・・(公式より)


コワーキングスペースもちゃんとあります。
そしてそして休憩スペースが・・・

ドン!からの
漫画図書館ドーンからの
はいここ注目!!

こんな感じです。特に最後の休憩スポット、これが至高なんすわ。え?これテレビ見ながら漫画図書館の漫画見ながら仮眠室みたいな秘密基地みたいな使い方もできるの??って思うかもしれませんが

カプセルに泊まるほどではないけど自分だけの空間でゆっくりしたい人には最適のスペースですね。ちな人気の場所ですが土曜の昼間夕方とか日曜の午後とかを避ければ結構入れます。まずはこの場所をゲットだ!

あ、ちなみにサラッと重要なこと言いますけどこのワーキングスペース、休憩どころ2箇所、どこからでも食事処のメニューなど飲食メニューの注文可能です。
もう一度言いますが休憩しながらにして飲食メニュー注文可能です。自席まで持ってきてくれるってことですね。

そういやタイバニ久々にやるんだったな

さて、ここまで読んでくださった方はこう思ってるかもしれません。

確かに至高な施設なのはわかった、でもこれだけなんでも揃ってると混雑具合もやばいしパリピ集団も多く来るだろうしゆっくり寛げないのでは??というかやっぱり値段高くね?地方に行けばこういう施設もあるし最高とは言い難いんじゃないかな。後池袋遠くね?

横山三国志画像の汎用性の高さよ

ここまでめっちゃくちゃ良さをアピールしてますが、ここからがここからが本当のこの施設の「価値」なのですよ。他の記事で触れているからもうお気づきだとは思いますがこの施設は・・・

おひとりさま限定なのです!!!!

ポーズだけか?と思いきやかなりガチで守らされます

これは家族利用、グループ利用のみならず友人2人での利用すら許さない鋼のルール。そしてスタッフの人員も多く、巡回率も高いため、会話を続けているとほぼ100%注意されます。スタッフが放置といった事態はまず発生しません。ちなみに入館時にこのことに関する誓約書を書かされます
ここまで聞くとなんて息苦しそうな施設なんだ、サウナはリラックスする場所なんだからこんなルールがあるところなんて行きたくない。そう思う人も多いかもしれません・・・・・が!このルールのおかげでサウナ好きからは大絶賛!あいも変わらず多くの人がこの施設を訪れ、人気施設なのに治安が良いという最高の状態を作り出しています。

他の記事とかも読んだのですが、かるまるはできた当初から値段の高さにも関わらず池袋という好立地もあって一気に人気施設へ。しかしその反面マナーが悪い集団が目立ち、常に混雑していることも相まって、サウナ好きからは敬遠されてしまったという経緯もあったそうです。そこへ追い討ちをかけるようにコロナの嵐が到来。そういう集団がいるので安心して通うことができない・・・と悩む人が多かったとか。そこでお一人様限定、会話厳禁とすることでここなら安心して通える!!と両手を上げてこのルールを歓迎する人があとを立たないということになったそうです。

サウナ水風呂外気浴、その他施設が充実しているところやコスパがいいところはすぐ人気施設となりそこに人が集中するのはしょうがないことなんですねー。安くて施設が充実して人が多いといえばスパジアムジャポンや川越にあるKASHIBAなんかがその代表格でしょうか。近年はサウナにこだわりのある銭湯とかも人が集まる傾向にあり、メディアやインフルエンサーに取り上げられやすく、情報化社会においてサウナ好きの間で話題になるのはもう避けられないことなんですね。

大事なのは人が集まった時にサウナ施設側(と我々のモラル)でどれだけ良い環境を作り出せるか、だと思っています。
かるまると同じようなルールを敷いている店は都内ではありません。おそらく全国でもここまで徹底しているのは珍しいでしょう。しかし、コロナ対策から始まったこのルールのおかげで固定客をがっちりとゲットし、クオリティを維持できている、と言えます。これは施設の良さに絶対的な自信があるからできることです。

で、前編冒頭に戻りますがこの施設は通常利用で2980円、休日料金では980円がプラスされるのですが、こういうくつろげる環境を提供してもらえるなら、全然払ってもいい金額のように思えてきます。
値段が高い、ということだけでもピンチケ客を排除できそうなのですが、意外と高い施設でもやかましい集団が暴れているというのは結構見ます。だからやっぱり施設側の管理体制って重要なんですよね。

うるさい集団から逃れたいなら個室サウナとか行けばいいじゃないかと思うかもしれませんが、個室サウナって時間あたりの金額が結構高めなんですよ。代表的なのはこことかですがちょっと値段を見てみましょう

60分で3800円というのはまあまあすごいですよね・・・。それこそ安いビジホとかなら泊まれそうな金額です。確かに個室サウナでいいじゃないかってのはありそうですが、個室サウナって需要が供給に追いついてない部分があるのでまあまあ予約が取れないんですよ。それでも最近は原宿のマイサウナ暖力や恵比寿のじぶんサウナみたいにお店も多くなってきましたが思い立ったらすぐ予約できるかはまだ怪しいです。
そして個室サウナは本当にサウナだけに特化しているので休憩場所と時間が限られている、というのが一番の問題でしょうか。休憩スペース、というよりはととのいスペースみたいな感じなのでゆっくりくつろぐ、というのはちょっと難しいです。もちろん食事処なんてありません。まあ恵比寿に実はちょっと例外的な施設はあるのですが・・・

個室サウナのことは別記事にするとして、最適な環境を求めるなら個室サウナっていう風にはならない、ということを訴えたいと思います。

終わりに

以上後編がめちゃくちゃ長くなりましたがかるまるが至高な理由を上げてみました。最高のサウナ・水風呂・外気浴にソロサウナーのための管理体制、そして充実の休憩スペースこれがかるまるを至高たらしめているということなのです。

池袋からあんまり離れていないのもいいですね。というわけでかるまるの紹介を終わりますがぜひみなさん一度行ってみてください。一ヶ月に一度くらいのご褒美サウナとしてマジで最適です。私は仕事がどん詰まりの時は月2とかで行ったりしますが・・・。

かるまるみたいな施設が後都内にもう一つくらいできないかなあと考えたところで終わりとします。ここまで読んでいただきありがとうございました。

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