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居場所になれる存在

少し前に観に行かせていただいたライブでの話。

全員スタンディングの会場で、目の前に恐らく先天性疾患により車いすの方がいて。
始まるまでは、少し下を向いて普通に(?)いたのだけど、始まったら、休み休みだけど、立ち上がって楽しそうに手を振ってリズムに乗っていて

すごい偏見だとたたかれるかもしれないけれど
生きづらさや、嫌な気持ちをたくさん感じてきたとしても
こうやって居場所や生きがいとなる場所があるって
本当に素敵なことだなと、心が温かくなった。

(ちなみに、障がいがあるから生きづらいときめつけているわけではなく、私自身、生まれつきアトピーで、学生時代とても嫌な思いをし続けたし、よくなってきている今だって、普通な、まっさらな肌を羨ましく思い、劣等感に苛まれ、生きづらさを感じることがある。)

車いすの方等に限らず、この会場にいる全員が、日々嫌なことがあっても、消えてしまいたいと思っても、このバンドとこの音楽、このライブという居場所に救われているんだなと思ったら、初めて観るバンドなのに、とても熱い気持ちになってしまった。


私は今まで音楽とあまり縁のない人生を送ってきたが、昨年あたりから様々なジャンルの音楽を知り、音楽にたくさんパワーをもらった。

どのライブに行っても楽しい!と思うのは
会場の雰囲気、みんなの幸福感、演者さんの活気を肌で感じ、パワーを貰えるからなのだな、と最近分かった。

私もこうやって、誰かの心の居場所となれる存在になりたい。

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