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10.【失敗談】目的と着地点はなぜズレる

【2024.3.14】
悲報、3週間スパンで動かした初めてのプロジェクト、失敗に終わる。

プロジェクトの計画段階で、目的目的目的と念仏のごとく意識していても、終わってみて着地点したところはずれていた。
報告者自身も報告を聞いてる相手も首を傾げる始末。

反省会の始まりはじまり。


前提


今回のプロジェクトの目的: 私自身が会社のことをより理解し、社員がミッションを再確認するミーティングを実施する

実施概要


少人数で複数回に分けてワークショップを実施。
入社から現在までを振り返ってもらい(journey mapを書いてもらう: 画像後日掲載)、発表してもらう。
お互いに質問し合いながら要点を書き出していく

原因分析

投げかける問いが目的に沿っていなかった。
これに尽きる。
振り返るためのアプローチは色々種類があるだろうが、これ自体は問題ない。
目的が「振り返ること」だから。

叩くべきガン細胞は「問い」である。
振り返りをしてもらうにあたって、または発表の際に投げかける問いだった。

「これまでの経験の中で感じたサービスの価値」であるとか、
「サービスの価値を体現できたエピソード」であるとか、
「顧客」「提供価値」「何を目指しているのか(所謂、ミッションだが敢えて避ける)」に根差した問いが必要だった。
私が投げた問いは「モチベーション」に立脚するものだった。

学生時代も、あんなにResearch questionに苦しめられ泣かされたのに、なかなか難しいものである。

ネクストアクション

  1. 「問い」の立て方を勉強し直してみる

  2. 立てた問いを確認する習慣づけ

  3. 問いを検証する方法と問いの整合性が取れているかを確認する習慣づけ

  4. 導き出した答えは問いに答えているか、を謙虚に誤魔化さずに確認する

今回の「問い」に関する失敗と反省は、ビジネスの領域で働くことに限らない汎用性の高い経験になったのでは。
期待を込めて、これにて反省会を閉会する。

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