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6. 2年契約のコンサルだと思うことにした

【2024.5.2】
社内の人が聞いたらあまり良い気持ちはしないだろう。
だからこれは多分社内の人には言わない。

「掃除屋」として、社員と関わり始めてみると、様々な話を聞かせてもらえた。
率直な気持ちの中にはプラスもマイナスもある。
湧いて出てくるありとあらゆる不満。
聞いているうちに、共感性の高い私は情に呑み込まれそうになる。
そこで自分に待った、をかける。
私は労働者の権利保護運動を資本家や使用者側にしようとしているのではない。
組織改善である。
自らが手を動かし試行錯誤して変えなければいけないのである。
経営側のこれまでの落ち度を糾弾するのではなく、一緒に変えていく立場だ。
感情の使い時は今ではない。
課題の特定と原因の推定は合理的に。

そこで自分自身に対して「2年契約コンサル」の名札を与えることにした。
これは防衛線である。「この線越えちゃいけないよ」と自分への戒めである。

仲間であり、社員であるけれど、誰の側にもつかない。
主張の根拠も物事の判断基準も、数字とファクトであり、求めるものは結果のみ。
自分と社内の人間関係を良好に保つとか、これからの自分の立ち位置とか、課題解決過程においての判断軸には関係ない。障害にはなり得るので無下にはしない上で。
自分が拠り所とするのは目的と目標、ただそれだけ。
そう思うと、幾ばくか肩が軽い。

ちなみに、我らがVFJ6期のスローガンに「合理と情理」のフレーズも含まれている。
4月に行われた初期研修で学んだことの一つがこの「合理と情理」

今回の気づきは、まさに「合理と情理」なのだろう。この記事を書きながらふと思い出した。
合理と情理、重なるところが道理。

出典不明(誰が説明し、説明者もどこから持ってきたか)というより私が忘れてしまった

これを聞いた時、学生時代に「ペストフの三角形」に出会った時の衝撃並に感動したのを覚えている。
↑ペストフの三角形はここでは割愛

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