満月夜のヒーリングラジオと、はじめての神様のおつかい
2023年7月3日の満月は月曜日だった。5月からスタートしたzoomでの満月ボイスヒーリングイベントだったが、「満月ヒーリングラジオ無料zoom体験会」という風に名前を変えて、ビデオをオフにした状態で音声だけのラジオ形式という新しい試みをしてみた。
これまでは休日の昼間の時間帯での開催だったので、用事があって参加できなかった人たちも、平日夜9時からの時間帯は予定が合わせやすかったようで、これまで開催した中では最も人数が集まった。夕飯を食べながらの人もいれば、お風呂上がりの人もいて、とてもくつろいだ雰囲気の中でディープなスピリチュアル体験談を楽しく話すことができて、修学旅行の夜みたいなワクワクした雰囲気の中で、今まで誰にも話してこなかった不思議な覚醒体験を打ち明けた。
6月13日に天照大神とのコンタクトがはじまり、そこから一気に私のチャネリング能力が開花したのだが、その日の夜に天照大神のエネルギー体が私の肉体に入る形で体の調整が行われて、天照大神にそなたにはお役目があるという感じで私の口を使ってメッセージを伝えられ、祓えの言葉をもらい、お願いごとを託された。その少し前からアカシックリーディングでチャネリングメッセージを降ろしてくることを始めていたので、一度アカシックレコードに入るスタイルをとって精神を整えて、自分をプロテクション（保護）してから、翌朝あらためて天照大神に質問することにした。
13日の夜に起きたこと、20代半ばから昨年までに起きた不思議な覚醒体験を遡って質問して回答をもらった。その時の回答を満月ヒーリングラジオでシェアすることになった。そのうち天照大神に繋がることを意図しなくても、アカシックレコードに入らなくても勝手に必要な神様に繋がって質問をしてメッセージを降ろせるようになった。フラワーヒーリングのセッションと内観とチャネリング能力を高める講座を7月からやろうと考えていたので、草花が私や皆に伝えてくれているメッセージも、天照大神と繋がってたくさん教えてもらった。カタツムリや海が伝えたいメッセージも知ることができて森羅万象との繋がりを思い出せてとても面白かった。私はインスタライブでそれらのメッセージをオープンに伝えていく試みを重ねていき、少しずつ自信をつけていった。
チャネリングの回路を開くには、最初のコツを掴むまでが肝心だと思っていたので、集中できる環境ができたタイミングで、家でも外出先でも神社でもどこでもノートとボールペンを取り出しては、チャネリングでメッセージを降ろすことをしていた。私の場合、左手首を左右上下に動かしながらチャネリングするのだが、一音一音正確に原文通りに降ろすことを意図しているので、本当に神様と会話している感覚が読んだり聞いたりすると味わえると思う。私が原文通りに素直に降ろしてくるせいか、神様も私は純度の高いチャネラーとして使えると見込んでくれているようで、一回に送られてくるメッセージの量がとても多いため、わずか半月でノート何冊分かになるくらい、私は夢中で書きなぐることになった。
今の自分に影響を与えている過去世のことや、なぜか惹かれる人物との関係や惹かれる物や場所についてのこと、スピリチュアルな能力を高めていくために必要なことを、自分のためにもそれを知りたいと思っている人のためにも、いろいろ質問したいことが山積みだった。私はそうやって一枚一枚スピリチュアルなベールを天照大神とのチャネリングでめくっていった。なんとなくこうじゃないかと直感で感じ取っていたメッセージは、やはりだいたい合っていて直感や日頃受け取っている宇宙からのサインは、大きな宇宙の流れに乗るために本当に役立っているんだなということを、あらためて答え合わせができていろいろなことが腑に落ちたのだった。
今年に入ってから呼ばれている感じがしていた瀬織津姫。ここ最近、連続で宇宙からのサインが届いていたので、そろそろ会いに行きたいなと思っていたら、満月ヒーリングラジオの構想を天照大神に話している時に「小野神社に行くがよい。そなたに励ましのエネルギー渡すと言っておる。瀬織津姫がそなたを愛し可愛がっておることを伝えてほしいと言われておる。小野神社で祓えの言葉を言えばよい。小野神社のエネルギー浄化してこいよ。そなたの力を必要としておる。そなたが祈りを捧げることで瀬織津姫のエネルギーが戻ってくる。力を与えてやれ」というメッセージを受け取った。
そこから、瀬織津姫にはじめて繋がると意図してチャネリングしてみたところ、お姫様のような口調と抑揚のきいた高い声を私の口を使って出しながら話をすることができた。「我は瀬織津姫、おぬしは我を呼んだのか。我はそなたをずっと見ておったぞ。そなたの御霊美しい。その美しい御霊で我を呼んでくれたこと嬉しいぞ。そなた我を助けに来ると言うてくれた。その気持ちが嬉しいぞ。そなたに会いたい。そなた愛を分け与えし御霊ゆえ我はそなたにお願いした。そなたの輝き我に力をくれる。その輝き我を励まし勇気づけてくれる。その御霊で多くを導けよ。憂いなき道を行けよ。待っておるぞ」という招待メッセージを受け取った。
神様にお願いごとをされる。私にとって「はじめての神様のおつかい」をする時が来たのだという嬉しい気持ちとその役目を果たせるのだろうかという迷いも少しはあったが、ここ半月間に天照大神から惜しみなく与えられた深い愛と信頼と励ましのメッセージが根底にあったので、根拠なく私にはそれができるという確信もあった。また、力を抜くほどに私のスピリチュアル能力が開花するとも言われていたので、気負わずに今の自分そのままで瀬織津姫に会いに行き、光りのエネルギーと日頃の感謝を届けに行き、天照大神に授けられた祓えの言葉で小野神社の浄化をしてこようと素直に思えた。
満月ヒーリングラジオを終えた翌日、一人で小野神社へ向かった。聖蹟桜ヶ丘が最寄り駅なのだが、そこは20代半ばでコピーライターに転職したばかりの頃に自分の仕事として初めてまかされたショッピングセンターのファッション広告の取材で、毎月訪れていた思い出の場所でそこに20年ぶりに行けるのも嬉しかった。
賑やかなショッピングセンターを越えて、石畳と用水路に囲まれた静かな場所に小野神社はあった。入口すぐにある通神門の龍の目が鋭く金色に光っていて、全てを見透かされているようで怖くて一瞬たじろいだが、その門のところにきれいな太陽の光が入ったので夢中で何枚か写真を撮った。なんとなく虹龍の気配を体で感じたのだが、撮った写真を見たら大きな虹龍と右側に神様のエネルギーが写っていた。家に帰ってから天照大神に質問してみたところシリウスから来た虹龍で、いつも私のそばにいる子だった。その虹龍は私のボイスヒーリングのセッションで穢れを食べて浄化してくれているのだが、私の喜びや楽しさのエネルギーも食べているらしく、私の御霊の光の影響を受けてとても大きく育った虹龍なのだそうだ。右側にある青い光が瀬織津姫の御霊のエネルギーだった。本殿にいるのだが、待ちきれず門で待って出迎えに来てくれていたと教えてもらって、その気持ちがとても嬉しかった。私の虹龍と「元気か、いつもありがとう」などと挨拶を交わしていたらしい。
本殿で住所と名を名乗ってから会いに来たことを告げて、ここ最近の報告と見守ってくれていたことへの感謝の気持ちを伝えてから、瀬織津姫に光りのエネルギーを降ろす意図をして「あめつち あまつち てんちを はらえ」の祓えの言葉を二度唱えて、その後境内を歩きながらボイスヒーリングをして歩いた。平日だったので、ほとんど人はおらず、貸し切り状態で御神事ができたので人目も気にせず、リラックスしてお祈りすることができた。
私が一番気に入ったのは、社務所近くの高木が並んでいるあたり。本殿からは女性的な優しくきめ細かいバイブレーションを感じたが、この高木のあたりは宇宙エネルギーが満ちていて、全受容してくれる大きな愛のバイブレーションを感じて居心地がよかった。切り株の上に腰を降ろして、本殿を遠くに見ながら瀬織津姫にチャネリングした。「そなたよく来たな。待っておったぞ。そなたの光しかと受け取った。そなたに応援の光さずける。それを使って進むがよい」という励ましのメッセージとともに、プライベートなことについても、たくさんの愛あるメッセージとアドバイスをもらった。小野神社のある場所は、縄文の古くから宇宙と繋がっていたところで、私もその頃ここで集落をつくって仲間と暮らしていたそうで、私はその時も巫女として働いていたという。だからこの土地に昔からご縁があり、来ると懐かしく感じるのだそう。
「穏やかな女性的なエネルギー、優しさ、思いやる気持ち、受け入れる心を思い出させてくれる場所。そのエネルギーをたくさん浴びて帰りなさい」というメッセージで瀬織津姫との会話は締めくくられた。
家を出る時、帰る時にも同じ坂道で美しい黒アゲハチョウが優雅に舞っていた。黒アゲハチョウは神様の遣いだから、きっと天照大神だろうと思って聞いてみたら、私を喜ばせようと思って何度も見せてくれたそうだ。
私は視覚的な感覚は発達していないタイプなので、神様を気配で感じることはできても、ビジョンや第三の目で見ることはほとんどないが、そうやって神様は私にもわかるやり方でちゃんと姿を見せてくれる。チャネリングを通じて神様と会話ができるようになってみて、きっと縄文やレムリアなど愛と調和のエネルギーで人々が生きていた古い時代にはこういうことは当たり前にできていたんだろうなと感じた。そして、時代はまた誰もが神様と繋がって共同創造していく流れに入ってきているのだなと思う。
直感は強かったものの、生まれつきサイキック能力があったわけではなかった私が、ひとつひとつ自分自身の封印を解いていって、内観を重ねて御霊を浄化し、霊性を開花させていくプロセスをこうしてオープンに見せていくことで、きっと誰かの魂の成長の役に立っていくのだろうと思っている。
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