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【4つのそらし支援~米澤先生からの学び~】

昨日 
米澤先生の学習会でした。

愛着障害と自閉傾向の
両方を持っているお子さん(結構な割合でいる)
に対して

その子供がやっていることを 

真正面から否定することは効果がない。

と常々
米澤先生はおっしゃいます。

自閉傾向のため
そこに、執着があるのと

注意されたという感情混乱で

より
その行動がひどくなってしまうのです。

しかし 教師をしていると
当然 問題行動を止めなければいけません。

何とかやめさせなければいけない。
でも、普通にやめさせようとすると、エスカレートする。

そんな時に どうしたらいいのか?

米沢先生は

「そらすことが有効だ。」

とおっしゃいます。

つまり 違うことに興味を向かせて 

結果的にその問題行動をやめさせる

ということです。

学習会では、4つのそらし支援の方法が紹介されました。

興味のある話で逸らす

場所で逸らす(を変える)

人で逸らす(人を変える)

時間で逸らす(タイミングを変える)

現場では、これを複数使い分けたりしています。

しばらくしてから、場所を変えて話をしたり、

違う話で逸らしてから、

タイミングよく、違う行動を提案したりします。

逸らすと言っても本当に奥が深いですし、
うまくいったり、
いかなかったりします。

でも、このような方法と分類を知っていることで、

成功、失敗を繰り返すことで、
その子にあった対応方法が分かってくるのだと思います。


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