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【関心意欲態度で最も大切なこと】

先日和歌山大学の米澤好史先生と

夢であった愛着の学習会を開始しました 

第2回の日程も決まり

今後定期的に愛着について学ぶことができるようになりました 

第1回の学習会で

とても心に残っている米澤先生の言葉があります 

それは

「授業や様々な活動に対する意欲というのは、周りに自分がやったことを認めてくれる人がいるからこそ成り立つ」

という言葉です

ものすごく納得しました 

安心安全な場所で

自分が認められている 
自分のした行動を認めてくれる

だからこそ意欲的に活動できる 

この先生に自分の取り組んだことを見てもらいたい!

と思うから意欲がわく

それが

先生だけではなく、友達へと広がってくる

それが意欲の根源だというのです 

マズローの欲求段階説とも通じるところがあります 

よく現場で関心意欲態度の研修などを受けると、

この最も大切な意欲の根源的な部分に触れられていないことが多いように思います

もちろん、関係性だけで終わらせてしまうと、研究や研修にはなりません

子供たちの意欲を引き出す教材の工夫
指導方法の工夫

は絶対に必要ですし、
それこそ共有されなければなりません

ただ、どれだ教材を工夫しても 
どれだけ指導法を工夫しても 

最も大切な意欲の土台となる部分が

抜け落ちていると 

教材指導法の魅力は半減します 

意欲を考える上でも「愛着」「関係性」というのは欠くことができないものだと改めて思います


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