好きnote 22 「東急ハンズ」
東急ハンズが好きだ。
特に神戸の三ノ宮店の東急ハンズが好きだ。
だいたい何階にどんな商品が設置してるか把握しているくらい好きだ。
なのに2020 年12月で閉店してしまうとはどういう事なんだ!! 悲しい! 悲し過ぎる! このまま黙って閉店まで眺めていたくない!
そんな訳で私の東急ハンズ三ノ宮店への愛を綴りたいと思う。
私が高校生の頃、その時は東京に住んでいて、江東区東陽町にある都立深川高校に通っていた。JR錦糸町駅からバスに乗って通学していたのだけど、当時の錦糸町駅前にはマルイと西武があり、学校帰りにマルイや西武をブラブラしていた。そんなある日、マルイをブラブラしてエスカレーターで降りていた時、いきなり女性に引き止められた。しかもかなり強引に。
どうやらその人は化粧品のデモ販売の人だったみたいだけど、私の鼻の黒ずみが酷過ぎると言って半ば強制的に洗顔料のようなものを体験させた。
私は肌が弱くて、中学生の頃にみんなビオレ使ってるからと言って試したら、翌日の朝には顔中が白くささくれだってひどい目にあった事がある。それ以降洗顔は水だけだったし、化粧をまったくしてなかったけど何も気にしてなかった。
それがいきなりデモ販売の人につかまり、黒ずみがひどいだの、これを使えばこんなに綺麗になるだの言われても困るのだ。そして値段は7000円だと言われた。「1500円しか持ってないので!」と言ってその場を逃げた。
また高校卒業時に、資生堂やカネボウから試供品が届いた。大学デビューに使ってみませんか?ということかな?と思ったが、ビオレのこともあるし…と悩みながら、ビオレより高級なメーカーの商品なら大丈夫かな?と数日試してみたところ、今度は顔が赤くなっていった。
とにかくもう化粧品には嫌な思いばかりだから、化粧なんてしたくない!と思って、短大を卒業して、社会人になってもしばらく化粧をしなかったし、とにかく苦手だった。
だけどさすがに24歳くらいになって化粧しなあかんかなと思い始めた。でも化粧すると余計に肌が荒れるから…と思っていたところに東急ハンズの化粧品売り場の存在を知った。
それまでは東急ハンズはパーティグッズやクラフトグッズがメインの場所だと思っていて化粧品売り場に寄ったことなかったのだけど、無添加や自然派の化粧品が、そんなに高い値段ではなくてもあること、いろんな種類の、いろんな製品があることを知った。
それでも化粧品を使うのは怖い、あまり成分にも詳しくはなかったけど、東急ハンズでテスターを手につけてみて不快感がないものを選んで自分に合うものは何かを試しながらお気に入りの化粧品を見つけていった。
今現在は化粧自体はナチュラルグラッセや24h。東急ハンズオリジナルのmuqnaは化粧下地として使っている。
ちなみにクレンジングジェルはこれ
クレンジングはジェルかクリームを使っていて、オーブリーのクレンジングと洗顔がセットになっているのも好きです。
オーブリーも東急ハンズで出会いました。
マスカラやアイラインも苦手だったけど楽しくなってきた。
また台所洗剤でも手荒れがひどく悩んでいたのだけど、自然派の台所洗剤は高いイメージがあった。それも東急ハンズで解消された。
どちらかというと緑の魔女の方が好みだけど、どちらも購入できる範囲の値段で、食器を洗った感触も良い。
また手荒れがひどいから、マイペットなんて使えない! そんな訳で日常掃除もこちらで。
ウタマロは最近ドラッグストアにも売ってますが、最初はハンズやロフトでしか見かけませんでした。
あと、これも使います。
洗濯洗剤ですが薄めて日常掃除の洗剤としても使えます。最初は高すぎる!と思っていたけど、意外と長持ちするし、香りも良いし、何か良いものを流している気持ちになって嬉しくなる。
そんな風に自分の肌のことを考えたら、環境に配慮した自然派のものになっていった訳ですが、そういう商品との出会いはスーパーや商店街にはなく、東急ハンズでだから出会えた賜物でした。
コロナで移動しなくなって、三ノ宮にもなかなか出て行かなくてなっている間に、東急ハンズ三ノ宮店が12月末で無くなってしまうと聞いた時は本当に悲しかった。
その前から考えてたこともあり、Amazonの便利さに流されずに応援したい店で、交通費や送料がかかっても買おうと思いました。
介護職だから、やはり移動については細心の注意をしているけど、ハンズ自体をずっと応援していけるようにネットショップも使っていきたい。
ああだけど、あの半階段のくるくる回る店内や、実物を触って確かめられるあの感じが無くなるのは本当に悲しいなぁ。
時間を見つけてハンズに買い物に行こう。
サポートほしいです! よろしくお願いします! お金をもらう為に書いている訳じゃないし、私の好きや感動に忠実に文章を書いていますが、やっぱりサポートしてもらえると嬉しいし、文章を書く励みになります。 もっと喜んで文章や歌にエネルギーを注いでいけますように。