中国の音楽市場について⑥中国でヒットしている曲について(2)

おはようございます、かわはら社長です。

今回も引き続き中国要素のある楽曲について話したいと思います。
せっかくなので民族楽器を取り入れた近年のヒット曲を紹介してみます。

実際に聴かないとわからないことのほうが多いですからね。

まずは大ヒットドラマ「长安十二辰」の主題歌です。
清平乐(火箭少女101紫宁)

昨年のドラマの中でトップクラスに売れた作品の主題歌、歌唱が大人気アイドルグループ「火箭少女」のメンバーということもあり、大ヒット曲しました。

日本ではこういったサウンドが合う作品自体限られてしまうと思いますが、中国ではドラマの題材自体が中国の歴史作品(日本でいう大河ドラマのような作品)が非常に多い&一番売れるジャンルになります。

中国も日本と同様にタイアップ×楽曲の魅力でヒットの可能性が高まるので、何度も言いますが中国で本当のヒット曲を出すには避けて通れないジャンルです。

弊社もQQ音楽で歴代最多コメント(約47万コメント)を記録したヒット曲を手掛けていますが、やはり中国民族楽器を使った楽曲でした。

日本だとアイドルでこういう楽曲を歌唱ってなかなかないんじゃないかな。

次に著名歌手の楽曲です。

不染(毛不易)


よりPopな方向ですね、こういう楽曲は本当に人気があります。
こちらもやはり「香蜜沉沉烬如霜」という中国要素の強いドラマの楽曲です。

香蜜沉沉烬如霜

こちらの楽曲もトップ歌手の「毛不易」が歌唱しており、タイアップ、歌手、楽曲と魅力が掛け算されてヒットした印象です。

中国要素のある楽曲でヒット曲ばかりで紹介しきれませんが、このNoteが近年の中国のヒット曲に触れる機会になれば幸いです。

個人的には日本の音楽にこういう楽曲からインスピレーションを受けて制作しても面白いと思いますね。

それでは次回も引き続き同様のテーマで劇伴のお話もしてみたいと思います。

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