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小屋へ 【No.21~33】

出た! 思いきれないココロ。


何故30までで区切っていないか、そこにちっちゃなドラマがあるからな。
(Xの「小屋へ」まとめとしてのnote)
思いきりの悪さが出たというのかもしれないし「負えないリスクは負えない。もしや今はこれ以上のリスクを一つの家庭の中で負ってはいけない時期なのではないか。」という直感が当たっているかは分からない。けれど迷いが小屋計画一旦延期の理由だ。昨年は市場に解放感があり通年調子がよかった配偶者の事業、今年はそういった特需もないし様子が違ってきている。


先週は各方面に「ごめんなさい!ちょっと待っていてください!」と頭を下げた。設計士さんの詳細な図面ができているという点では一番に設計士さんにごめんなさいなのだが、設計料はお支払いが済んでいるし、むしろきちんとしてから取り掛かろうと言ってもらっていてありがたい。始めた後に何かあるよりはずっと良い。



大工さんを探しているんだけれど・・・という相談に乗ってくださった方々も、広い心でまたいつでもと言ってくださっていて重ね重ねありがたい。



コロナ期に始めたことの行く先



経済的自立を目指し始めたのは2019年でその時はまず家業を続けながらアルバイトを始めた。コロナ前のことだ。2021年からは家業の現場からきっぱり離れて自分の仕事を増やした。「自宅に来てもらうタイプの家庭教師(2024年6月で業態を一旦リセット)」と「オンライン学習の講師」だ。オンラインを選んだのは、感染症対策ではなく、元々出勤が必要な仕事を増やせなかっただけなので本当は対面が大好きなのだが、時流に合っていて助かったと言える。



しかし、時が過ぎ、人々の活動が対面中心に戻ってきたタイミングで「対面で事業を行うスペースを作りたい!」と思ったときに問題が生じた。それは、「対面の実績に乏しいのと同時にオンラインマンツーマンが多く事業にボリュームが無い」という、まさに世の中の常識がコロッと変わったことを実感するような問題だった。本当に借り入れを返せるだけの事業ができるのですか?と信用してもらえず、住宅改修ローンを組むことになったのだ。経費にならないじゃないか…とつぶやく前に、経費にできるほど事業規模ないでしょって世の中の声が聞こえてきそうだ。もっともすぎる。それがコロナ期に始めたことの行く先だった。それでもなんとか自分のことでは折り合いをつけたところで、別の要因で迷ってしまったのだ。自分の事業だけで今後子ども二人分の生活と配偶者の負債をカバーする気概があるのか試された形だ。



必要だからする



小屋計画は、寝室から独立した仕事部屋の確保と、この家に住む人々の居場所のスッキリ明確化(設計士さん曰くこれをゾーニングというらしい)の為に計画したものだ。これをすることによって仕事の幅も広がり、家人ものびのびと暮らせるという計画だ。だから、工事費用が昨年のウン倍になるといわれても、自分がリスクを負う覚悟ができれば実施あるのみ。2019年から今までスケールは小さいながらも、おかげさまで仕事の幅も収入も年々増えている。「いつ」にするかという話。



ただ、中断で少し考えを変えたところはある。「場所があるからできる内容が多いはず!とにかく場所を作ろう!」から「まずはもっと現状の部屋割りでできることを開拓しながら時期を伺おう!」へ、ちょっと柔軟に。だからこの夏は、自信をつけるために小さな仕事や勉強をたくさんしていこう。雑食性の本領発揮である。



小屋へ34以降へ続く。










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