見出し画像

経営者として15年目の初日を迎えました。乱文ですが、お許しを。

あっという間の14年間。創業記念日が会社の指定休暇になっている企業様をみて、理解できなかった14年間。ようやく歴史の重さに気づきました。意思を持って設立日を決め、手元に登記簿謄本が届いた日の「これからはじまる」という感覚はいまでも鮮明に覚えています。27歳の2月にブランディングを専門にしたクリエイティブな集団を作ることを決め、当時の上司と相談し、新年度・新組織への影響も鑑みて約半年間の準備期間を経て、リクルートを退職しました。当時のリクルートはA3用紙で営業日報が配られ、個人名と各科目の売上がビッシリならんだ紙を下から折り上げ、自分と組織の数字、メンバーの目標達成率と日々にらめっこしていたのを覚えています。どうすれば組織としての数字を達成するか。小さな組織を見る立場としてメンバーとの同行を中心に過ごした約半年間でした。退職とは言わず、卒業という文化があり、立つ鳥跡を濁さず、有終の美を飾り卒業するということを教えてくれた会社です。結果として卒業前にスカウトされた数社の中から1社に、独立を前提で兼業しながらでいいなら、という約束でITベンチャーに執行役員として入社、約2ヶ月を経て、現在の株式会社ディレクトリーを設立しました。平成19年12月5日(水)は大安。社名やロゴ、HPも周到に準備し、登記しました。名刺のデザインもロゴもスローガンも事業内容もすべてが、その時のまま今に至ります。現在もHPにある「赤いリボン」をイメージした動きのある映像は当時Flashで作ったものをmp4にしたものです。会社設立を決めてから、社名を考え、ロゴをイラストレーターで作っていた頃を懐かしく思うと同時に、設立準備期間が長かったせいか何も大きな変更なく、15年目を迎えられたことは日を増すごとに感慨深くなりました。同時期に創業したペット向け酸素療養事業も、もうすぐ15年目を迎えます。10年という節目を迎えたころ、リモートワークという言葉は定着しておらず、「今日は家で仕事をします」という報告をよく聞いていましたが、2020年2月23日から原則全員リモートワークに移行したのは大きな転換でした。その人にあった働き方がいい。ヒト・モノ・キギョウに、もっと「らしさ」を。というスローガンは、会社の哲学であり、大きな判断基準です。そこに一歩近づいた瞬間でもあったと思います。世の中は大きく変化していますが、私たちはこれまでと変わらず、一つ一つのプロジェクトと真摯に向き合い、15周年を迎える2022年12月5日に向けて日々を大切に過ごしたいと思います。関係各位の皆様、心から感謝申し上げます。

無断での転載や複製はお断りしております。ご了承ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?