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なんでも高額にしたら良いわけでも安くしたら良いわけでもないよね

起業をされる方から必ずご相談があるのが
金額設定です。

「新しい商品の値段を決めたい」
「適切な価格設定を知りたい」
「今ある商品が薄利なので、販売価格を見直したい」など、
コンサルしていますと必ずお声があります。

通常、「原価」という言葉があり
「仕入れ価格」といいますが、
それにコスト(人件費や場所代など)が足されて、
それを絶対に上回らねばならない金額を
まず出していきます。

良い人過ぎて、相手に安く提供しようとし
このあたりをかなり曖昧にしている方や

何故か売れているのに赤字になる方が
時々おられるので

原点に戻っての見直しも必要かと思います。
継続可能で、改良していくための余力を持てる
価格設定ってありますよね。

安過ぎるという時は
お渡ししたいお客様をしっかりイメージし

そのお客様が納得のいく価値や工夫を
きちんと伝えていくことをしながら、
コンサルで適正価格を一緒に見出していきます。

最近のクライアント様に多いのが次のパターンです。
「ある起業塾で、高額商品を作り数名に売れたが
その後はぱたりと止まってしまった。
その時作ったコミュニティも分解し
どうしたらよいかわからない。
起業塾も終わってしまったので相談しづらくそのままに」
これ、あるあるですよね。

もちろんこれまで持っていた価値ある商品を含み、
高額商品を作ったのでしょうし、
それが良くないわけではありません。

問題ポイントは2つあってどちらかです。

①価格と商品価値が見合っていない時
えいやっといきなり作り、モニターテストもせず
売り出してしまうというケース。
繋がりがあり、これまでの【信用】を使って販売したので、
それが尽きると口コミも止まります。

②商品とお客様の層がマッチングしていない時
これまでのお客様の層のニーズと、あなたの売りたい商品の
価値とがマッチングしていないというケース。

起業は、やはり人。
高いから良いとか、安いから良いとかではなく、
あなたのポジションがどこなのか?
そして、あなたの未来はどうありたいのか?
思考整理の時間を作りませんか?


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