ビギナーズマインド
初心者の心を覚えていますか?
初心者にはたくさん余白があります。
専門家には余白はあまりありません。
初心者には成長できる伸び代がたくさんあります。専門家になると、知識と経験がたくさんあって、自信が出てきます。天狗になってしまうと、せっかくの学ぶ機会に学び損ねたり、自分の思い込みに気づかず誤った判断をしたり、自分の主張に合う情報のみを得ようとしてしまうことがあります。
楽器演奏やスポーツ、書道や華道、習いたての時は、やるたびに新しい発見があり、自分の変化と成長を感じることができ、楽しむことができます。しばらくすると、飽きてしまったり、成長が感じられなくなり退屈に感じてしまうこともあるかもしれません。
瞑想も同様です。瞑想初心者は、瞑想をやるたびに変化が感じられ楽しい気持ちになるかもしれません。しばらくすると、変化が感じられなくて倦怠感を覚えたりするかもしれません。継続は力なりです。ここで実践をやめてしまえば、何も変わりません。ビギナーズマインドで、期待しすぎず継続していくことが確実に脳に変化をもたらします。
瞑想をする時には、いつも初心者の気持ちで取り組みましょう。ビギナーズマインドで好奇心を呼び起こします。いつも行っている呼吸は、1つ1つ個性があります。その1つ1つの呼吸に好奇心を持って、ビギナーズマインドで向き合います。体の感覚、心の状態にもビギナーズマインドで向き合います。1つ1つの実践にビギナーズマインドで取り組むと、1つ1つの実践が新鮮なものになっていきます。
日頃の生活や仕事も同様です。慣れている作業、いつもやっている作業でも、ビギナーズマインドを呼び起こし、取り組んでみると、その作業が新鮮になり、きっと作業自体の意味合いも変わってくるでしょう。
もしも自分は十分にできるという専門家の気持ちがちらつき始めたら、要注意です。ビギナーズマインドを思いだして自分に語りかけてみましょう。
自分はまだまだ初心者です。
まだまだ伸びていきます。
まだまだ成長していきます。
今日の呼吸瞑想は、始めて取り組む時のように実践しましょう。
今日もみなさまが穏やかでありますように。
ビギナーズマインドで1日を過ごされますように。
いつもの日常が新鮮なものになりますように。
今日の動画はこちらからどうぞ。
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