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希望を見出す在り方(MiLI通信 2024新春特別号)

新年あけましておめでとうございます。

MiLIの荻野淳也です。
本年も皆様にとってステキな一年となりますことをMiLI一同、祈念しています。

さて、わたくし事になりますが、昨年を振り返ると久しぶりに多くの国を訪れた1年となりました。ニュージーランド、ベトナム、アメリカ、台湾、タイ、スウェーデン、韓国のそれぞれの国で、その土地の人が利用したり通う、電車やバス、レストランを訪れ、人々の生活や社会状況、経済環境に触れてきました。

特にアジアの国、ベトナムやタイでは、活気にあふれ、以前訪れた時よりもさらに経済発展を遂げていて、人々は何かしらの希望を抱いていて、目を輝かせているように感じました。

ひるがえって、私たちの日本では、政治や経済、社会の情勢において、「希望」を見出しにくい国になっていないだろうかとも感じた1年でした。

しかし、日本がどのような状況においても、「希望」を見出すことは可能です。そして、そうした在り方を身につけることが必要であるとも考えています。

その在り方の参考は、昨年4年ぶりに来日したコンパッションの世界的研究者、ジョアン・ハリファクス博士がよく伝えていただく “Not Knowing” 「無知の知」の在り方です。

僕たちは、自分の「認知の枠」で自分の周囲の世界を理解しようとしますが、さまざまな経験、知識を得た僕たちは、その経験、知識に囚われ、知っている、わかっている、やったことがある、と何かの体験、知識に新しさや可能性を見出すことができなくなっていきます。一方、無知の知とは、「何も知らない」という見方、在り方であり、目の前のことに新鮮さを持って臨むことができる無限の可能性にあふれているとも言えます。また、無知の知は、”Beginer’s mind”「初心」の在り方とも言えます。

この “Not Knowing” 「無知の知」や”Beginer’s mind”「初心」の先生、お手本は、子供たちです。子供たちは、可能性と好奇心と想像力にあふれ、目の前の状況にワクワクと関心をしめし、何もないところでも遊びを創り出していきます。可能性と好奇心、想像力は、どのような状況においても「希望」を見出す力、スキルとも言えるでしょう。

そして、”Hope”「希望」に関しては、映画「スターウォーズ」ファンの僕は、年老いたレイア将軍(レイア姫)の次の言葉を思い出します。

”Hope is like the sun. if you only believe in it when you see it, you'll never make it through the night.”
「希望は太陽のようなものです。それを見たときだけ信じるのでは、夜を乗り切ることはできません 」

夜の暗闇の時間、その時間が長ければ、長いほど、太陽が上がってくるのはいつなのか、本当に上がってくるのかと、不安を覚えることもあるかもしれません。そのような時でも、太陽は僕たちを照らす準備をしています。

僕たちMiLIは昨年、新たな時代の幕開けとなるような多くの「希望」に触れることができた1年でした。その希望の光は、日の出から太陽が上がっていくが如く、これからますますその力を増していくように感じています。

本年は、皆様と数多くの「希望」を見出す1年としていきたいと思います。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

2024年元旦
マインドフルリーダーシップインスティテュート
荻野淳也


1月マンスリーMiLI(1/18 ハイブリッド開催)
困難な時代を乗りこなす人材スキルの習得
~ウェルビーイング、リーダーシップの基礎となる自己認識とセルフマネジメント


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マインドフルネス・神経科学・エモーショナルインテリジェンスを融合し編み出した、一人一人の個性とリーダーシップを開花させる能力開発プログラムであり、多くの参加者に「人生が変わった」と言われるSIY。


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