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Mindful Photos

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このマガジンでは、まさに「マインドフルネスでいる="今ここ"を感じている」から撮れた写真たちを中心に、日常にある何気ない瞬間を味わう楽しさを感じていただけたらと思います。 そして…
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4人のアーティストが切り取る「日常の愛おしさ」-Mindful Photosマガジン特集-

こんにちは、Mindful.jp編集長の松元絢です。 Mindful.jpスタート前から、「マインドフルネスという言葉を使わずともマインドフルネスを感じる写真達を紹介したい!」という思いから、"Mindful Photos"というマガジンを提供してきました。 そして、この度2名のアーティストが加わり、総勢4名のアーティストが写真を提供してくださることになりました! 日々忙しい読者の方も、日常の一瞬を少し味わってみる、小さな光を感じてみる、そんな意識一つでふっと心がゆるむ・・・

写真を撮るということは、恋をした瞬間をおさめるということに近いのかもしれない-わたなべさき-

先日の雨の日、近所のお寺に生えている、椿の前で足を止めた。 雨で木の麓に小さな泉ができ、その泉に浮かぶ鮮やかな椿の花たちは美しくて、「いつまでも見ていたい」と思った。 こんな景色に出会う時、写真を撮りたいという衝動に任せてシャッターを押す。 その衝動を言葉で表すなら、今すぐ花束を買って差し出し、「あなたが好きです」と叫びたい!…そんな感情だったりする。 わたなべさき 会社員/フォトグラファー 雨の日にテンションが上がる人。 みんなが本当の想いを生き、心を震わせあう世界

記憶の中、今に戻る-おざきゆき-

日常の中、記憶を旅することがある。 「いつかの日にみた景色」 「いつかの日に感じた感情」 「行ったことがある」 「新しいことを感じていたい」 匂い、手触り、光、時間、感情のたかぶり… 全てのものが私に訴えかけてくるし 全てのものが私の未来の記憶になる。 目の前の 全部が未来で、全部が、過去。 今は、今でしかないから 少しだけ、多く受け取ってみたいと周りを見渡すと 全てが新しい世界に少しだけ、 変わっていってくれるのかもしれない。 おざき ゆき 株式会社CR

呼吸をかんさつ-わたなべさき-

ふとした瞬間、自分の呼吸を観察してみる。 「いま、呼吸が浅くなっているな。」 「風が気持ちいい…。いま、深く呼吸をしている」 呼吸に意識を向ける時、私たちは、いつも今にいる。 今を感じていると、今にいるこの一瞬が、かけがえのないものだと感じる。 いまは一瞬で過ぎ去り、捉えられない。 なのに、私たちはいつも今にいる。 この呼吸をするこの瞬間は、一瞬で過ぎ去るけれども この一瞬が愛おしい。 呼吸をする  ただ生きている そのことが幸せだと感じさせてくれるパワ

影を感じることで光を感じる-おざきゆき-

光の裏側はいつも、影になってしまう。 影の裏側は、光。 だからこそ“影”を感じた時は、 自分の中の光に気づく瞬間な気がしている。 何が嫌いで、何が自分を苦しめたのか。 ふと、影と光を行ったり来たりすることは まるで森の中を歩いているみたい。 同じように見える景色も 実は全部どこか違う。 全て明るく、抑揚のない世界はつまらない。 自分の中の感情は、どれも、何かを 引き立たせてくれている。 おざき ゆき 株式会社CRAZY |CRAZY WEDDING ART d

意識の中へダイブする -わたなべさき-

静かな光 雨の匂い 少しだけ水分を含んだように響く音 大好きな雨の日。 雨の日は少し、意識に深く潜ることができる 心の中にある、想像したかったもののしっぽが 雨になると少し掴めるようになる そんな気がする 深く、広く、自由な意識へのダイブを 今日も楽しむ わたなべさき 会社員/フォトグラファー 雨の日にテンションが上がる人。 みんなが本当の想いを生き、心を震わせあう世界をつくりたいと思っています。

押し寄せては、また引いてゆくような-おざき ゆき-

今、自分が一番何に敏感で、何に正直でいたいのかは 気付かないフリをしていたってなんとなく、実は分かっていたり。 重なり合うように寄せてくる感情が時に 何かをまっさらに戻してくれたりもする。 まだ足を踏み入れたことのない世界へ飛び込むのは、 一歩でも、怖い。 それでも、新しい感情や景色を見たくて また今日1日を終えて始めるのかもしれない。 おざき ゆき 株式会社CRAZY |CRAZY WEDDING ART director 空間アートディレクター テーマは“感動と、