うつ病とうつ病治療に関するコラム うつ病を治そう!! 何よりうつ病は治る!!
☆鬱病を克服するには? うつ病で悩む人の思考回路
☆松田が綴るうつ病で苦しんだ経験と治った体験
☆私達のうつ病を改善させた克服治療法
うつ病体験とうつ病への意見 コラム(松田)
うつ病の経験を以下にえらそーに書いていますが、あてはまることも多いと思います。
もちろん当てはまらないこともあると思います。
とにかくこんな状況からでも、私(松田)はうつ病から脱却できました。
そのコラムと体験記です。
だから希望を持とう!
ん? うつ病は希望がもてないからうつ病だって?
たしかに希望って持とうとしても持てないです。
うつ病はそもそも希望を感じないし、絶望と落ち込みばかりです。
元気を出そうと思っても元気が出せないし、気合いの問題でもありません。
うつ病は私達の手が届かない無意識の抑圧、トラウマの問題であり、脳内の神経伝達ホルモンの問題です。
いくらセロトニンを出そうと思っても出せないように、希望なんて持とうと思っても持ちようがありません!
だけど湧いてくるときもあります。
うつ病が治る見込みが出た時です。
いつ終わるかわからないうつ病のトンネルの中に一筋の光明が射した時。
私の場合、心理セラピストの岩波先生との出会いがそれだったんですが。
抗うつ薬は絶対にうつ病改善に必要なのか
うつ病は必ず治る症状です。
これははっきりと伝えておきたいです!
気休めで「うつ病は治る!」なんて書いてません。
ただし、しっかり休息をとれば治るとは言いませんし、言えません。
私はありとあらゆるうつ病治療法を試してきましたが、
うつ病から回復するにはどれだけ大変なのかわかっているつもりです。
だけど、実際に早期にうつ病は良くなるものです。
適切な治療法と克服アプローチ、信頼できる心理セラピスト・専門家のサポート、
自分を追い詰めてしまう認知認識の歪みを変えさえすれば!!
うつ病は休むことも必要ですが、時間が解決してくれるものでもありません。
逆に鬱状態を常態化させ、抗うつ剤を飲んでいる時間が長いほど、
薬の副作用から社会復帰が難しくなります。
必ずどこかでうつ病となってしまった自分の人生と向き合い、
うつ病を作り上げた原因を克服しないとうつ病が治ることはないと思っています。
私が試行錯誤をした結果、うつ病が早期に治るきっかけになったのも、
無意識から、脳内から、直接うつ病治療をしていったからです。
うつ病には原因があり、原因さえ無くしさえすれば、うつ状態は晴れていきます。
私がそれを経験しました。
一時的には抗うつ剤治療もいいですし、休養もとても良いことだと思います。
しかし、もっとうつ病の病源を断ち切る根本的で効果的な治療法の必要性が
あることだけは知っておいてください。
私のような回り道のうつ病克服ライフには陥らないでください。
時間は二度と戻ることはありません。
まして、うつ病で苦しんで必死で耐え続けた時間を埋めることはできないのだから。
鬱病(うつ病)とは?
私(松田)はうつ病で十年以上苦しい毎日を送っていました。
うつ病の症状が軽くなったり、きつくなったりと波がありましたが、さんざん気分変調の波に振り回されてきました。
うつ病は、当然のことですが、落ち込んでいる状態ですよね。
うんと悩みにはまっていて、落ち込んで沈んで何もかも楽しくなくてきつくてきつくてたまらない。
だるい・・・・きつい・・・やる気が出ない・・・
朝がつらい・・・・眠れない・・・・・途中で目が覚める・・・・・
人に迷惑をかけてつらい・・・・仕事の能率が落ちる、ミスが多くなる・・・・気を使われるのが辛い・・・・
口が渇く・・・・・・
倦怠感・・・・焦燥感・・・・
死にたい・・・・消えてなくなりたいけれど、それもできない状況・・・・・
給食し、退職し社会からドロップアウトしてしまった・・・・・
人と接するのもおっくうだ・・・・・・
休職を続けていて、このまま仕事に復帰できるのか・・・・
以前のような頭の冴えがなくなった・・・・・・理解力が減退し仕事に支障が出る・・・・・
マイナス思考が強烈できつい・・・・全て悪い方向に考えてしまう・・・・
理解されない・・・・・・偏見がきつい・・・・もうダメだ、絶望だ、嫌だ・・・・
一向に上向かない精神状態に苛々する・・・・周りに当たり散らしたくなる
抗うつ剤の副作用がきつい・・・・いつも眠い・・・・(書いててうんざり)
うつ病のどん底の精神状態になってしまうと、「這い上がりたい!」と思う気持ちすらなくなっていく。
全くパワーも元気もやる気も何も起きない状態のまま、毎日マイナス思考に苦しめられながら地獄を味わう。
私はそんな毎日でした。
苦しい、希望が見えないうつの症状、そして自殺未遂
落ち込んでいることが日常化しており、もう自覚できないくらいはまりこんでしまっていました。
燃えられない、やる気が出ない、行動する気にならない、自信がない、意欲もない、興味も示さない、死にたくなる、楽しいことなんて何一つない、そんな状態がとても苦しい、のびのびできない、希望がない、人ともうまくやれない、疎外感を感じる……いつも死にたくなってました。
そして自殺未遂をしました。
ある薬品を飲んだんですが、運良く(!)救急車で運ばれ、胃洗浄をされ助かりました。
うつ病のどん底時には、自殺する気力すらなくなっていましたが、抗うつ剤の副作用からか、急激に自殺願望が出て、実行してやろうと思ったのです。
一瞬の空白でした。魔が差したというか・・・・
うつ病が治った僕にとっては運良く助かったと今はいえますが、あのときの僕にとってはまさに運悪く(!)だった。
死にたくてしょうがなかったし、自分なんか生きていていい存在じゃないと本当に思っていた。
自殺してこの世から消え去ることだけが、周りの人達へのせめてもの恩返しだくらい思っていた。
その大義名分があったから、自殺未遂を起こしたわけです。
ぎりぎりまでうつ病の苦しみに我慢に我慢を重ねた上での自殺未遂です。
自分で自分の首を絞めたことなんか何回あるでしょうか。さすがに無理でしたが。
死んだら楽になったと思うと同時に、死んでしまったら残された家族はどうなるのだろうか?
仕事に大きな穴を開けてしまい迷惑をかけてしまうという葛藤に苦しめられていました。
抗うつ薬の副作用がひどかった
さらにうつ病の人を苦しめる要因が抗うつ剤の副作用です。
抗うつ剤を飲んですごく楽になったとしても効果が長続きしなかったり。
抗うつ剤が強くなっていったり量が増えていって、やっと毎日の生活を維持できることへの怖さを感じたり。
でもどうにも抗うつ剤を飲まないことにはやっていられない現実のきつさ。
出口が見えなくなります。
焦ってはいけないということをさんざん言われていて、自分でもわかっているのに焦り始めてくる。
歪んだとらわれや認知を持っているとわかっていても、なかなか治せないもどかしさ。
第一、歪んだ認知って、私のどこが歪んでいるんだろう?
はっきりわからなかった。
うつ症状がきつくて、逃避に走りたくなり、抗うつ剤を飲んでしまう。
副作用のリスクがあっても。
未来につながらないことばかり私はやっていました。
いっそのこと死んだらどれだけ楽かと思うけれど、責任感が人一倍強いためそれに踏み切れない。
一生懸命真面目に頑張ってきて、そのあげくストレスが重なり、うつ病になってしまったのに、怠け、だらけなんて思われていると思うと絶望的な気持ちになります。
いまだにうつ病に関する世間の目線なんてそんなものです。残念ながら。
自死したいけれどできない事情、プレッシャーでもっと苦しむ
働き盛りの年代でなった人や家族を養わなければならない立場の人は、うつ病の症状と同時に社会的重圧と責任感で押しつぶされます。
自殺したいけれど、どうしてもできない事情があります。
子供、妻、親、周囲の眼、世間体・・・・・
私は一線を越えてしまった時期があったけれど、あれは薬の副作用のせいだと思っています。
十分に休暇を取って症状がちょっとだけ落ち着いて、やっと職場復帰したとしても、またうつ病が悪化して休暇を取らざるを得ないということの繰り返し。
そんな自分が嫌になってしまいました。
職場の人たちも、うつ病の私をどう扱っていいかわからなかったと思います。
「ガンバレ!」といってはいけないもどかしさがあるのか、腫れ物をさわる感じでした。
それも結構つらいものがあった。
ぶっちゃけ、このまま仕事を続けていってもまた休むなら、辞職して欲しいという視線も感じていました。
(うつ病特有の被害妄想だったかも)
いつ休職するかわからない人間に重要な仕事を任せられないのは確かです。
だけど、もともと重要な仕事を任されて頑張りたいという気持ちを持っていただけに、うつ病になってしまった運命を呪いたくなります。
なんで私がうつ病にならなくてはいけなかったのか・・・・
私は生きている意味を見失いかけていました。
うつ病はパニック障害と並んで、周りの家族や友人、恋人まで巻き込んでしまいます。
自分一人で落ち込んでいるのもきついけれど、周りを巻き込んでしまうぐらい厄介な症状です。
だけど、私も支えてくれた周りの人たちには、すごく感謝をしています。
うつ病をのことを精一杯理解しようとしてくれました。
もし家族や周りがうつ病への理解がないと、ますます焦りを感じて症状を悪化させてしまいかねません。
本当の意味での善意で「頑張れ」と言われるのがつらかったですね。
それが心からなのはわかっているけれど、それがよけい重圧になるなんて未来も希望もあったものじゃないですね。
期待に応えたい、でも応えられない自分がいるから、その狭間でストレスとプレッシャーになっちゃいます。
うつは同情されやすい世の中になってきたけれど・・・
うつ病は一番、神経症の中では世の中に認知されている症状です。
芸能人も有名人もみなドロップアウトするようになってきました。
芸能人は躁うつ病の人が多いみたいですね。
CMで流れているのもうれしいような悲しいような感じがします。
他の症状よりも市民権が得られているので、一応(表面的には)同情される症状ですね。
カミングアウトしても恥ずかしくもなくなってくるかもしれません。
とはいえ、あの苦しさはなった人にしかわからないから、完全な理解は得られないかもしれません。
周りの無理解な声には振り回されないようにしましょうね。
ちなみにうつ病になった有名人を挙げておきます。
武田鉄矢、ナインティナインの岡村、丸山いずみ、高島忠夫、高木美帆、勝谷誠彦、ノンスタイル石田、渡辺正行、音無美紀子、アンジェリーナ・ジョリー、レディー・ガガ、マイリー・サイラスなどなど。
まだまだたくさんの名前を上げることができます。
それぐらい身近になってきたといえるかもしれませんが、どちらにしてもうつ病は辛い症状であることは変わりありません。
さて、CMにあるように、うつ病は抗うつ剤を飲めばいいという風潮が怖いです。
抗うつ剤は存在意義がちゃんとあります。
ノルアドレナリンやセロトニンが出ないから、薬によって補うことは正論です。
だけど、決して万能ではない。
人間は過度のストレスにさらされ続けると、どこか変調を起こします。
それがノルアドレナリンやセロトニンの分泌に影響が出て、自律神経のバランスがボロボロになるのがうつ病であり神経症です。
だから、抗うつ剤でホルモンのバランスを取り戻せば、うつ病は良くなる。
すごく納得いきます。
だけど抗うつ剤で始まり、抗うつ剤に終わる治療だけでは、薬がきれたら終わりです。
私は増え続ける治療法に疑問を持ち、医者を何度も変えました。
しまいにはうつ病がいっこうに良くならないことを医者にいうと薬を増やされるか強いものを出されることに気づきました。
完全にマンネリ化し、当所の薬物療法の有効性への希望が消えました。
うつ病がある時期を坂に急激に増加した理由
あとうつ病が劇的に増えてしまった原因に、SSRIの登場があります。
うつ病キャンペーンにより、うつ病というほど重症ではなかった人でも、
うつ病に仕立てあげられてしまい、薬漬けにさせられた事例は多いと思います。
私はもともと、それとは関係なしにうつ病になってしまったのですが、
うつ病と薬の関係は、いろいろと闇が深そうです。
さて、これは私もはまった罠ですが、どんなに休んでゆっくり療養して回復しても、
薬で社会生活をすることに成功しても、もともとうつ病になってしまった自分というものが現実に存在します。
どこにいても、何をしても、いつになっても、悪いコピーをなんでも適用してしまう自分がいます。
だから根本からうつ病になる要素を排除しないと、ずっと同じことの繰り返しで一向に浮上できません。
大きなストレスに直面したら再びうつ病が再発したのならばもったいなさすぎます。
うつ病が起きない自分になる必要がありました。
どこかでうつ病に陥らざるを得ない悪循環をのりこえないと、治るなんて夢のまた夢です。
でも、このホームページに書かれてあるように、
私は岩波先生の自己正常化プログラムで劇的にうつ病が改善、完治に至りました。
根っこからうつ病になる要素を排除できました。
落ち込み、憂鬱の壁を乗り越えることができ、歪んだとらわれや認知も正すことに成功しました。
脳のホルモン分泌バランス(セロトニンの回復)も急激に良くなることができました
(変性意識のトランス状態やプラス暗示、トランス呼吸法訓練などで)
うつ病にならざるを得ない自分を変えることができたから、もう悪いコピーをしません。
する必要がなくなったと思います。
だからうつ病とは無縁の生活になりました。
私はうつ病を治すことに成功できました。
だから、私に当てはまることはきっと皆さんにもあてはまるはずです。
岩波英知先生の技術は、脳内に直接効果をあげることができるもので、多くの人がうつ病を克服しています。
もちろん、認知の歪みを正していかなければなりませんが、
うつ病を根本から治してくれる技術は先生以外には有していないと思います。
うつ病の思考回路、親の影響、完璧主義・・
私は、子供の頃からの父親と母親の教育で、「こうあるべきだ、こうしなさい、こうしなくては」と育てられてきました。
親の完璧なプログラムで教育されたりすると、「いい加減にはやれない、できない」とどうしても幼児期の心から思ってしまう。
親の教育として唯一成果を上げたことが、学歴と大手の会社に入れたことでしょう。
それすら鬱病になったら、一度すべてが崩壊してしまいましたが。
どちらが大事かというと、精神的な健康です。
うつ病になってしまったら、会社も休職しなくてはならなくなるし、生きていて何一ついいことなんかありません。
「こうあるべき」「こうしなくてはいけない」の積み重ねで完璧主義が強化され、抜き差しならない自分を滅ぼしかねない硬直化した思考になってしまいました。
思った通りできなかったときに、落ち込んだりします。
今度は失敗しないように、よけい焦って、完璧にやろうとする。
親の目、周りの目を気にしてしまい、またうまくいかない自分に落ち込む。
そんなことばかりを繰り返してきました。
人生を振り返ると、ただ、その繰り返しにすぎなかったです。
悪いコピーの連続ですね。
コピーですめばいいんですが、さらに悪化させていったんだからシャレになりません。
とにかく抑圧をためてためてためつづけて、さらに学校や家庭で、その抑圧を発散できないまま育ってしまった。
こんな感じの人もきっと多いと思います。
結果的に人生をうまく楽しんだりできてこなかったです。
人の一番大切な心を犠牲にして、生きてきたように思います。
真面目で融通が効かず完璧主義で失敗を自分でも許さない性格で、それでいて必要以上に頑張ってしまう性分でした。
会社と仕事が直接原因でうつ病に
一時期は楽しい思いをしてきたけれど、社会に出てから壁にぶつかったり、ストレスにさらされると脆かったですね。
社会に入って、自分がここまでストレス耐性がない人間だとは思わなかったです。
上司とそりが合わず、ちょうど会社も業績が低下しリストラの嵐が吹き荒れ、仕事量が増えてしまい、それを抱え込んでしまって、どんどんストレスが溜まっていきました。
常にプレッシャーを掛けられ、上司からは罵倒され、頑張っても頑張っても報われない日々が続きました。
パワハラと残業の日々、そして責任を一手に引き受ける仕事をさらに任されたことから、遂に限界が来て、精神的不調と抑うつ状態が続きました。
何のために仕事に行くのか、何のために電車に乗っているのか、何のために食事をするのか、何のために生きているのか訳がわからなくなりました。
それでも、苦痛に耐えながら必死に満員電車にギュウギュウに押し込まれながらしばらく通っていました。
しかし、仕事のミスが増え、残業に跳ね返り、永遠に解放されないストレスの渦に飲み込まれ、うつ病になってしまった。
そんな人間に社会って容赦無いです。
ミスを罵倒し、追い詰め、責任をさらにかぶせようとする。
私に味方になってくれる人もいたけれど、上司はプレッシャーを与えるだけ。
でも、私はそれでも頑張って切り抜けようと努力しました。
もともと真面目で、間違ったことが嫌いで、負けん気も強かったので。
でも、それはもっとストレスにさらされる思考でもあり、心が脆かったこととあいまって、地獄のうつ病ライフが始まったのです。
私の生い立ち、うつ病発症のルーツ(自己正常化プログラムのルーツ整理からわかったこと)
幼児期の頃から、私は自分だけの世界の中で遊ぶことが多かったです。
その時間はとても楽しかった。ホッとできました。
学校生活という集団の中に入ったときに、周りと協調して流れの中に入っていくことよりも、自分だけの世界に入っていた方が楽だとすごく思っていました。
親からは人間関係のコツなんて教わったこともなかったし(今は岩波先生のところで身につけることができたと思います)、自分をさらけ出すことを制限されて育てられてきた。
だからだと思う。
学校での人間関係は、自分の思いとは別に、うまくいかなかったし、クラスメートに疎外されることはしょっちゅうだった。
孤立したり、たまにいじめにあう(からかいが度を超した感じ)。
次は疎外されないように、怪我をしないように、なるべく目立たないように、みんなにあわせていこうという考えだけにとらわれた。
一方で、親の言いつけを守って勉強はしっかりやっていました。
どうも昔から楽しむこと、遊ぶことが苦手な子供に育てられてしまったようです。
私は子供の頃から、しっかりしなくてはいけない強迫観念にとらわれ、大人を演じて生きていた。
そういう人ほど、ストレスとプレッシャーに非常に脆い心が出来上がってしまうようです。
それらが「こうあるべきだ」という考えまで強化してしまい、そこから外れた道は私にとって違和感があった。
でも、生きていたら、うまくいかないことのほうが多く、その都度焦ったり、頑張っても裏目に出たり、へとへとに疲れてしまった。
常にストレスにもろい心が攻撃され続けていました。
必死で耐えて我慢していたけれど、抑圧を解消させる方法を知らなかった私はひたすら鬱憤を溜め込んでいたのです。
我慢したり、耐えること、それが美徳だとすら思っていました。
その先に、頑張って耐えただけの報酬があると信じてやって来ました。
でも、大間違いでした。
私は一番大切な何かを子供時代に置き忘れてしまったようですね。
それはもうセロトニンも分泌されなくなるぐらい、脳がストレスという放射能に被爆されまくっていたのでしょう。
今から考えると、悪循環で、悪いコピーの連続でどんどん雪だるま式にうつ病になるために転がっていった人生といえます。
その転落の中で、もっと自分のエゴを抑圧し、自分の完璧主義的な心は満たされないし、そんな自分自身が好きになれなかった。
思い通り行かない結果が怖かった。
私は完璧主義者だったため、完璧にことごとくいかない結果に自己嫌悪に陥ったりもした。
会社では特に現実と理想のギャップに苦しみ、できない自分だけに直面してしまい、焦りがさらなるストレスを生じさせてしまった。
当然、地のままの自分でのびのび生きていないから、抑うつの落ち込みは起きるべくして起きた。
今考えると、鬱病に陥る人生を小さい頃から歩んでいた(歩まされていた)。
なるべくしてうつ病になったんだと強く思います。
また、私は社会的に高い望みを持っていて、これができないようじゃ終わり、という気持ちを常に持っていた。
まだ頑張れていた時代は、抗えていました。
しかし、どこかでポッキリと心が折れてしまい、失望ばかり味わい、これで終わりだという観念がいろんなことで支配してしまいました。
完全にエネルギー切れです。
子供の頃から努力してきた私の人生はそこで一回終わりました。
あとは生きる屍です。
落ち込んでしまうと、無気力、やる気が起きない、集中できない、何をやっても楽しくない、不眠症、自律神経失調症など、マイナス思考にとらわれ、希望がなくなっていきました。
生きているのが辛いし、なんのために生きているんだろう?
それは耐えるためだけに生きているだけという人生になった。
決して、その先にある「輝かしい未来」なんかなかった。
うつ病にはなるべくしてなっている現実を受け入れよう
うつ病になるには、その日にすぐに落ち込んだわけではありません。
過去にもずっとうつ病の原因、遠因がなかったということは非常に少ないのです。
前にもそのような精神状態になったというきっかけがあるはずです。
何も理由がなく脳内ホルモンバランス(セロトニンなど)が崩れただけでうつ病になっている人は極端に少数だと思います。
もし理由が見つからなくても、それは無意識が意図的にわからなくさせていたりします。
なぜか? それ自体が意識に上がっていたら不都合なもので、それこそうつ病の原因だからです。
例えば、今回はリストラか仕事のトラブルでうつ病になったかもしれません。
恋愛や結婚生活の破綻かもしれません。
職場の激変や引っ越しでなったかもしれません。
でもそれ以前を思い返してください。
人間関係の悩みやトラブルでうつ病に近い状態になったかもしれません。
仕事の重圧や責任感で能力以上の負担を背負わされたときに病んだかもしれません。
もっと前の学生時代は、やはり何かがあった……さらに前の親のしつけはどうだったんだろう?
そもそも父親や母親はどんな教育方針で、彼らもどのようにして親に育てられた来たんだろう?
どこで自分が悪いコピーをしてしまう人間になってしまったのか?
なぜ私はものごとのとらえ方が非常に歪んでいたり、生きづらくしてしまうのか?
その流れの中で、今のつらいうつ病の状態があるわけです。
自分というものをしっかり持てていたのか?
親の言いつけに沿った人生ではなかったのか?
エゴを満たして生きてきたのだろうか?
当時の心境を思い出してください。
どこかにうつ病の原因があるはず。
うつ病は一朝一夕になるわけではないことを理解してください。
今のうつ状態にはまってしまうには、はまってしまうだけのルーツを経てきたわけです。
セロニンやドーパミンの分泌が少ないからうつ病になるというのは結果論であって、
何らかのストレスやトラウマでホルモンの分泌異常になった以上、薬では根本的に治すことができません。
ホルモン異常を治せば、うつ病が治ると言いますが、過去からの長い積み重ねのルーツがあるからそうなっているので、結局原因から根本に治さないとダメだと経験で思います。
それに抗うつ剤は副作用のほうがもっと怖いですから。
仮にリストラがあったとします。
自分はそれで最悪の精神状態に陥ったかもしれないけれども、同じリストラにあった人が、うつ病なっているかというとそうではないかもしれない。
すぐ割り切って、別の会社で能力を発揮して、いい人生を歩む人もいるかもしれません。
結果的にリストラに合ってよかった、ばんざい!となる人だっています。
じゃあ、なぜ自分だけうつ病なったのか、それがオリジナルのルーツが、あなただけがもっているうつ病になりやすい環境での生活があったからです。
なるべくしてなった、といいましたが、確かに好きでなったわけではありません。
そうならざるをえない、過去のトラウマなり抱えきれないストレス、抑圧、トラブルがあったわけです。
私も進行形のうつ病が苦しいだけで、なんで苦しいのか本当の意味と原因を考えたことがなかった。
それまでの私のマイナスの経験の積み重ねで、落ち込んで生きていかざるを得ない人生を歩んでいたわけです。
だから、親の環境、学校でのことなどで、悩むように生きてきたともいえます。
好きでなったわけではないんですが、これはしょうがない事実です。
自分の人生である以上、受け入れなければ先には進めませんでした。
だから、抗うつ剤で現在進行形のうつ病をとりあえず抑えこむのもいいですが、根底のうつ病になってしまう自分を変えないと、いつまたうつ病が再発するかわかりません。
抗うつ剤はいつか必ず効果がなくなり、もっと薬の量が増えてしまうものです。
少しばかり楽になったからといって、職場に行けるようになったからといって、安心しないほうがいいです。
うつ病は、それまでの半生の総決算と言われています。
過去の精算を無意識から行うことで、うつ病に二度とならないような自分になることが大事です。
うつ病になったことはチャンスだと捉えてください。
自分の人生を取り戻す最大の機会です!
私はうつ病完治に至った今、はじめてうつ病になってよかったと思っています。
それは、私を支配していた、うつ病のルーツを完全に精算できたからです。
今の私は、ストレスに脆い自分でも、親の意向通りに生きていた自分のない自分でもない、
心から感動し、自分の考えで何でもやれるようになっています。
人生がはじめて感動に満ち満ちたものだとわかりました。
何気ない平凡に幸せにも、とても感動できます。
人が素通りしてしまうような小さな幸せにも、大きな感動を味わえるようになりました。
この感動の気づきも、うつ病を克服できたからこそです。
うつ病の方が家族にいる人へ
大事な家族がうつ病にかかって、悩まれている人が多いと思います。
私の家族も同じでした。
でも、うつ病の本当の苦しみは当人と経験した人にしかわかりません。
「根性がない」からとか「たるんでいる」からなるわけではないのです。
だいぶうつ病に関しては理解が社会でも広まってきたと思いますが、それでも当人は孤独な闘いでしかありません。
一番厄介なことに、「克服してやる!!」という気概もなくなって、ただ寝ていて楽になりたいと思って時間が過ぎていくケースが多い症状がうつ病です。
それに抗うつ剤のぼーっとなってしまう副作用が加わったりします。
つまり良くなるためのアクションを起こせなくなるのです。
一刻も早くこの状況から脱したいと思っていてもです。
そこで周りの人、家族の人のサポートが大事になってきます。
いかに希望がないと思いこんでいる当人に、ほんの少しでも希望を起こさせるかが大切な要素です。
「頑張れ!」は鬱病の人にとっては禁句といわれますが、ご家族こそが頑張って悩んでいる人たちに希望を与えてください。
でも自分までうつ状態にならないで下さい。
当の本人もそれが一番つらいですから。
そのためにこのサイトや文章がありますし、なにより最高の先生がいましたから。
松田(だーまつ)へのメール
鬱病(うつ病)相談や克服経験・心理セラピーの体験についてはここから(相談の際、どれくらい悩まれているのか、どういう苦しさがあるのか、年齢などを教えてください。
秘密を守りますので、安心しておくって下さい。ですが、多くメール相談が来られると対応できなくなるため、原則として岩波先生の自己正常化プログラムにとても興味があり受けたいけれど迷っている方を優先したいと思います。すみません)
うつ病治療コラム 最後に
私の経験を書いてみました。苦しみ続けるつらさをもう一度思い返して下さい。
いまの落ち込んだ状態は、いったいどこから来ているんだと過去の自分の人生を思い返してください。
もうこんな悩みに振り回されるのは終わりにしましょう。
私でもうつ病完治ができましたから、あなたも必ず出来ます。
うつ病が治った者が大勢いるということに希望を持ってください!
それなら自分も克服できはず! と強く思ってください。
それだけの能力と効果が自己正常化プログラムにありました。
私がもしうつ病を治せる手段と出会っていなかったならば、絶望して、第二、第三の自殺未遂をしていたと思います。
一生苦しい思いをするならば、家族や周りに迷惑をかけ続けてしまうのならば、死んだほうがマシだったからです。
しかし、うつ病を治せるかもしれない希望を得られた時、とても世の中が明るく見えました。
それって、希望だったと思います。
この希望があるかぎり、うつ病で耐えている人たちも、生き延びてください。
最終的な答えを出すのは、その後からでも大丈夫です!
僕がうつ病を治すことができましたので、自信を持っておすすめします。
地獄の状態にピリオドをうてます。うちましょう!
うつ病の体験記・治療記・治し方を集めてみました(岩波自己正常化プログラム体験談)
鬱病克服法などプレミアセラピー回想記とうつ病とパニック障害の手記
シャチョーさんによるうつ病の手記、感想、体験記、生い立ち
鬱病克服法などヤマダのうつ病が治った体験日記
ヤマダさんのうつ病を克服するまでの日記
(FRIENDS MEMBER)
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ノブさんのうつ病や神経症の希望の記録・絶望の記録
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SEだったシュガーボーイさんのうつ病になる原因を考察。
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うつ病の体験談・治った体験記まとめ集(多くの人のうつ病の体験談や、克服に至った話をまとめています)
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