雷人@マインド・ナビゲーター
マインドナビゲーターの雷人がこれまでの催眠術経験の中から気づいた、催眠術のかけ方やコツをお伝えしています。 かける人にとって易しく（easy）、かけられる人にとって優しい（gentle）な催眠体験をお届けすることをポリシーとしています。 基本的な催眠術の知識がある方を対象に書いてますので、全くの初心者の方にはわかりにくいところもあるかと思います。 ご了承ください。 オリジナルな考えを中心に、引用したものは出展元を明示しますが、万一似たアイデアを他で見たことがあれば、ご連絡いただけるとありがたいです。
かつてアメリカで発行されていたメンタリズムの専門誌『SYZYGY』48号より抜粋し、日本語訳。 同誌の編者でもあるメンタリストのLee Earleが、現代メンタリズムで成功を掴むため重要だと思われる指針を書いたものです。 「マジック」ではなく「メンタリズム」をやりたい人への多数のヒントがここに含まれています。 これを読んだあなたを刺激し、より高い質のパフォーマンスを目指されんことを！ マインドセットは重要である。 現代のメンタリズムは、もはや単なるマジック・手品の一分野で
この記事は元々、雷人が即興で催眠術を行うときの覚書として作ったものです。 「どうすれば催眠術の成功率をあげられるのか？」という疑問を持っている方には、一つの視点・考え方として参考・ヒントになるのではないかと思います。 出てくる技術や詳しいスクリプト（セリフ）については、後日別記事や動画、あるいは講習会で解説する予定です。 この催眠術のスタイルは、ストリートやテーブルホッピングにおいて、１対１で催眠術を行うことを想定している。 つまりステージで大人数にかけたりセラピールーム
「催眠術をかけるときは、ラポールが一番大事だ」ということは、多くの催眠術師や催眠療法家が言っています。 実際、私の経験上、催眠術が成功するかしないかの約90パーセントは、このラポールが出来てるか出来てないかにかかっています。 では一体、催眠術におけるラポールとは何なのでしょうか？ 「ラポールとは、信頼関係だ」 と言う人もいますし、 「ラポールとは、潜在意識レベルでの精神感応のことだ」 と主張する人もいます。 なるほど、それぞれに一理ある考え方だと思います。 では、催
フィンガースティック（くっつく指、マグネットフィンガー等呼び名はいろいろ）は、催眠術の被暗示性テスト、あるいは導入として良く知られています。 両手の指をしっかり立てた状態で、人差し指だけを立てる（いわゆる「カンチョー」の状態）。 そして人差し指の先を離すと、指がくっついていく、という、催眠術をかじったことがある人なら誰でも知っている現象です。 おそらくこれを読んでいるみなさんは、それなりに催眠術について詳しい人でしょうからご存知でしょうが、この現象は催眠でも暗示でもありま
いろんなところでいろんな人が議論しているテーマです。 それぞれその人なりのご意見があるでしょうし、ここに書いていることが絶った位に正しいというわけでもありません。 ただこういうことを念頭に置いて演技をすると、パフォーマンスの質が深まるとは思います。 なんとなく皆さんが使っている雰囲気からすると、メンタリストは「俺はマジックを使ってないよ」というスタンスのことが多いようですね。 そのくせメンタリストを名乗りながら、普通のカードマジックなんかやっちゃってる人もいるのですが（笑）
センターテアを知らない人は、一昨日来るか、マジックの本でも読んで勉強してください。 https://www.amazon.co.jp/%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF%E4%BA%8B%E5%85%B8-%E6%9D%BE%E7%94%B0-%E9%81%93%E5%BC%98/dp/4490104480/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP
注意）本テキストは英書『Magic and Showmanship A Handbook for Conjurers』（Henning Nelms著）の日本語訳となります。挿絵の引用や説明もありますので、理解して頂くためには原書が必要となります。原書はAmazon Kindle等で入手してください。 第１章 ２つのマジック（THE TWO MAGICS）P. 1 マジックという芸術は、不可能というイリュージョンを作り出すことによって成り立っています。 1856年、フラ
