ファッションスタイリストアシスタントへの道のり part3

初日

アシスタントとしての初日。
右も左もファッションも知らない田舎者が
初めて"ファッション"に触れた日。

アシスタントというのは1st 2nd...という位置付けがあり。在籍の順番、簡単に言えば1stから独立していくシステム。
ただそれなりの期間を経ないと独立はできません。

僕は2ndとしてアシスタントをさせてもらう事になりました。
通常の雇用ではなく"弟子入り"といった形でした。
アシスタントに関しては会社に所属または弟子入りが基本でしょうか。

芸能人


アシスタントとしての初現場
なにも伝えられずここに来てとの連絡。
『わかりました!』と言い伝えられた場所へ。

そこで初めて師匠と対面
緊張MAXで
『宜しくお願いします!』

現場に入り何かの撮影ということはわかっても
どういう撮影なのかはさっぱり。

そこで先輩に『◯◯さんが来るからしっかりせいよ』と言われびっくり。
テレビでも見ていた方でした。

その方が楽屋に来てくつろいでいるところ
僕らアシスタントは衣装のアイロンがけを終えた後、ずっと無言で立ち続けていました。
気配を消すかの様にずっと。これがアシスタントかと思いながらずっと。

すると◯◯さんから『ずっと立ち続けて大変でしょ?座って座って。気にしないから。』と一言

泣きそうになりました。
気を遣わなくても良いはずのアシスタントに
こうやって声を掛けてくれる人がいるんだと。
僕はそれからずっとファンです。

こういう方がずっと芸能界の第一線で活躍できるんだなと。それとオーラが凄かった。。

つい最近までの生活では体験できないような
夢のような景色を見させてもらえたことはとても良い経験でした。



part4へ続く。。。

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