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ストレングスファインダーでアイデンティティを深められた話

前回の記事で「アイデンティティを深められた」手法として「ストレングスファインダー」について今回はお伝えしたいと思います。
自分の強みや個性を34の資質として見える化するツールが、クリフトンストレングス(ストレングスファインダー)です。(自分の中で「ストレングスファインダー」名称の方が馴染みがあるので旧名称で書いています。)

実は3年前(2021年)に一度診断を受けたことがあったのですが、自己理解プログラム受講時にも受け直しをしたので、計2度診断をしています。3年前は、会社の後輩に勧められて興味本位でお試しで受けただけで、資質を理解しようとは思わず受けて終わりな状態でした。

なぜ受け直したのか?

ストレングスファインダーは受け直しは推奨されていないのですが、3年前とは意識や考え方に変化を感じていたため、折角なので今の自分の状態で受け直したいと思い、値上がりに驚きつつも実施しました。
初回のほうが直感的な結果であるということも念頭に置きつつ、それも踏まえて自分への理解に活かしたいと考えていました。(とはいえ、そもそも受け直しは非推奨なので、アカウントも再登録が必要です😓)

診断結果

2024年版の診断結果

最新の2024年版

2021年版の診断結果

3年前の2021年版

資質は4つのグループに分かれていて、私の上位資質は「人間関係構築力」がメインなのは2度受けても大きくは変わらない印象でした。

自分の持つ資質の捉え方

自己理解プログラムでは、自分の資質を経験と紐づけて理解することで、自身の長所・短所を活かしやすくする方法を学べました。上位資質は「得意なこと=才能」としてより自覚を持てるよう認識を高め、逆に下位資質は「苦手なこと=短所」なので無理に克服しようとせずにいい意味で諦めたり他人を頼るなどして短所とうまく付き合うようにするなど。長所と短所は表裏一体なので環境や状況によっては入れ替わるため、客観的に自分の行動を認識しやすくなるツールとして捉えておくことが大切だと感じました。

細かいところを比較してみると、「ポジティブ」が27位→3位への躍進がすごい…!この変化だけは、考え方が変わったことを反映しているのでは!?と自分でも驚きました。

3年前の思考を振り返ると、とにかく「自分の足りないところ」にばかり注目して焦りや恐怖を感じて、それを払拭するために完璧を求めて仕事第一主義で生活を送っていた時期だったので「最上志向」が1位なことも納得です。失敗することがあれば、自分の行動を悔やんで内省。どうしたらよかったのか、あの人はなんであんな言い方をするのか、などをぐるぐると反芻思考をしては、ネガティブになってました。達成欲や責任感も上位寄りになっていて、結果を出すことに執着していた時を思い返すと自責に囚われていたなと改めて気付かされました。

なぜアイデンティティへの理解を深められたのか

私は自分自身の考えに納得が持てると、自分らしさを構成する一部になると感じています。ただ、成功や失敗の体験によって自分はこういう性格かもしれない、という仮説が実現してしまうと、たった一回の出来事でもそれが真実であるような納得感を持ってしまう場合もあります。 自分で自分の性格を決めつけてしまうと、自分を守るための思考が無意識に働いてしまい、ネガティブな要素にフォーカスしてそれを隠そうとしたり偽った行動をとってしままうことが多々ありました。なので以前は、自分の思う性格と他者から見た性格にギャップがあることが理解できないこともあり、なんで本来の自分の性格(自分が思い込んでいる性格)を誰にも理解してもらえないのだろう?と生きづらさのような感覚がありました。

自分の資質は「パズルのピース」

自分の過去の体験を振り返ると、上位資質がしっかり行動に現れていたなと認識できて、自分の良いところを受け入れられるパズルのピースのようだなと思っています。 環境によってハマらないピースももちろんあるけど、自分の持つピースはどこかにハマるものだと自覚を持って活かす方法を自分で考えることが大事だなと。

私の場合、1位が「運命思考」で初めはピンとこなかったんですが、昨年ワンネス体験をしたことや、怒りが湧くことのきっかけが「運命思考」に沿わない考え方だったり、割となんでも状況を受け入れがちな部分があるなという認識があり、価値観と繋がりが深い資質なので結構気に入っています。

性格は一長一短である

ストレングスファインダーを通して色々な資質の特性を知ることで、人の性格は多面的なので一部の行動だけを見て勝手な先入観に囚われた見方をしすぎず、ゆるく相手を知っていこうと自然に思えるようになりました。

私自身の強みとしてのピースの活かし方はこれからも日々模索していきながら、こうした自分の思いや考えを言語化することで納得感を持った生き方をしていきたいなと思います。


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