【生き方を変える、生き方が変わる】＃002 悪口を言わないと決意する人生

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#3分で読める

変えたい自分を変えるには、あなたの言動の中から、一つでいいからやらないと決心すること。その反対に、今までやったことのないことを一つ加える挑戦。その行動化が、今のあなたを今のあなたでない自分に変えていく。

でも人間の脳って変化を嫌うから、自分の脳に気づかれないようにそ~とね(笑)　小さく小さく始めるのがコツ。

さて、人は人の悪口が好きだ。
悪口学は得意科目。嫌いな事は好きな事より言葉にしやすい。

その証拠に、職場でもそれ以外の知人でも、面識のない芸能人に対しても、褒める言葉よりも悪口のほうがスラスラと出てくる。
自分のことだって同じ。
自分の短所はすぐ言えるけど、長所はと聞かれると、さて何だろうと悩む。

そして、人はストレス発散のつもりで人の悪口や不平不満を言うけれど、ストレスは逆に増えることが科学的に証明されている。ストレスホルモンであるコルチゾールが増加する。

あなたの同僚や知り合いにいませんか？会社や上司や同僚や後輩の悪口が、口を開けばいつも出てくる人。

「あいつ大嫌い」「もう本当に嫌だ」「顔も見たくない」「昨日こんなこと言われた」

でもね、そんな言葉の数々がきらいという感情を呼び込み、さらに強化していく。

では、嫌いな人から何か頼まれごとをしたらどうする？

嫌いだから引き受けない場合も、仕事の関係上やらざるを得ない場合もある。

本当は嫌いな人の頼み事、その人のために時間なんか使いたくないと思っている人がいる。

でもね、あなたがプライベートでその人の悪口を言う時間は、その人のために時間を使っているということ。その人が話題になっているんだから。

その人にあなたは縛られていると言い換えてもいい。悪口を言ってる時は、その人のことを真剣に考えている。
まるで、好きな人のことを考え、話しているような熱量で。ただ好きか嫌いかその方向が違うだけ。

あなたはあなたが嫌いな人に、縛られたいの？

本当に嫌いで考えたくもないのなら、考えるのやめよう。話題にしないことが賢明。相手にとっても自分にとっても。
人の悪口で自分の時間を使うのはやめにしよう。
だいたい仕事終わりで仕事の話ばかりなのは、どんだけ仕事好きなんですか。仕事が終わっても場所を変えて仕事してるのと同じ。サービス残業だ。

もっと別の楽しい話や生産的な話しませんか。職場の人間とは仕事の話がしやすいから、ついついそっちに流れがち。でも、その流れをあえて変えてみる、行動化。何かが起こるかもよ。

もう人の悪口を生涯言わない、と決意する人生。
カッコよくない？

人生に人の悪口なんて言っている暇なんてない。
あいつは許せない、なんて人をゆび指さすとき、自分の指の形を見てみて。3本は自分の方を指してるよ。
じゃ、そう言うあなたはどうなの？
自分の指が自分に問いかける。

自分の人生を充実させるためには、自分の時間は、自分が気持ちよく使いたい。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（おわり）