絵に描いたような悲劇から学ぶ英語
【Mom Distraught On Dock After Cruise Ship Leaves With Her Kids On Board】
両親が船の出航時間に間に合わず、子供だけ乗せて出港してしまったニュース映像です。
バハマからニューヨークへ向かう大型客船に乗るはずだった、父親、母親、そして子供3人の話です。
父親と子供3人が船に乗船しますが、途中で妻がいない事に気づきます。
父親が一度船から降り、バギーに乗って妻を探しに行きますが...
母親を見つけて船乗り場に戻ってきた時には、すでに船の出港時間を過ぎてしまっていました。
必死になって船を追いかけながら、船に向かって叫ぶ両親の姿を撮影された動画が、ニュース映像として流れています。
船は時間に余裕を持って乗船することを徹底して呼びかけており、会社には一切の責任はありません。
さらに言えば、この家族のために30分出港を遅らせていたとの事です。
もう同情の余地はないかと...
では、この動画のコメント欄で、👍が多くついたコメントを見てみましょう。
I absolutely have no sympathy for people who think the world runs on their time.
absolutely = 100%という感じです
have no sympathy = 同情の心がない
the world runs on their time というのは、
"世界が自分の時間を基準としたうえで走っている"
つまり、世界が自分の時間軸で動いているという感じになります。
単なる自己中というニュアンスではなく、
時間に対して自己中である、という事を表現しています。
個人的には、
I absolutely have no sympathy for people who think the world runs on their time.
自分の時計が正しいと思ってる奴らには、一切同情しない。
という感じで捉えました。