オオタニサンがすごすぎて。

メジャーリーグのオールスターゲーム、本日たまたまお休みを取っていたのでリアルでプレーボールから見てしまった。

だって、オオタニサン、見たいよねえ。

オールスターゲームに先発ピッチャーかつ1番DHで出場するって？
メジャーリーグの歴史上、誰もやったことのないことを、ひとりの日本人がやろうとしている。
野球好き（ベースボール好きと言うべき？）の日本人としてはやはり見たい。

多少なりとも野球というスポーツがわかる者からすると、ピッチャーとして一流であるということと、バッターとして一流であるということは、かなり違う道の極め方だと思うのだ。
「子どもの頃からエースで4番」という歌もあり、プロになるような選手は少なからず、子どもの頃はピッチャーとしてもバッターとしても他人より優れていたに違いない。
それでもプロになるには何かを極める必要がある。
ほとんどの選手が、投げる、打つ、走る、守るのうち一つか二つは極める。
すべてが他人より秀でている、などということは稀だからだ。

ところがオオタニサンは違う。
ピッチャーとしてもバッターとしても、そもそもの能力がプロ野球選手の中でも抜きん出ていた。
それを見抜いて「二刀流」に挑戦させた北海道日本ハムファイターズのフロント陣もすごいが、受けて立ったのはオオタニサン本人だ。
日本で二刀流を成し遂げたことももちろん大したことであるが、まさかメジャーでもそうさせてくれるとは正直思わなかった。
そうさせてしまうオオタニサンがすごいとしか言いようがない。

おまけにピッチャーとしても、バッターとしても、他のメジャーリーガーに引けを取らないときている。
数多のメジャーリーガーを差し置いて、オールスターゲームでピッチャーもバッターもやってしまった。

その偉業をリアルタイムで見ていて、結果はともかくオオタニサン本人の楽しくてしかたないという表情が印象的だった。
周囲は結果を期待して盛り上がるし、本人もできることなら良い結果を残したいと思っているのだろうけど、それよりも何よりもそこに立っていることを楽しんでいるオオタニサンの姿がいい。

もう君がすごいことをやっても驚かなくなっちゃったよ。
オオタニサン、すごすぎる、、、。