バイオリンとコントラバスは違うという話
まず、バイオリンとコントラバスは大きさも音域も
全くちがうのは周知のとおり。
それでもあえて私が感じたことを書いてみようと思う。
コントラバスから離れて◯十年。
しかし身体は覚えているようで、頭で考える前に動いてしまう。
なので、バイオリンを弾いているときに動作が止まってしまう瞬間がある。
なにがそんなに私を混乱させているのかというと…
開放弦の音は同じだけど、音の高さが反対
バイオリン… 低い方から G(ソ)→D(レ)→A(ラ)→E(ミ)
コントラバス…低い方から E(ミ)→A(ラ)→D(レ)→G(ソ)
これが、とても厄介!
バイオリンのレッスンで、先生から「G線弾いて」と言われて
「E線」を弾きそうになる。
だってコントラバスでは「G線」が一番高い開放弦という感覚が抜けないから。
バイオリンで「G線」は一番低い開放弦。
この開放弦の並びのおかげで
音階の運指もビミョーに違う(当然か)
このビミョーな違いのおかげで、
3番を押さえずに次の開放弦を弾こうとしてしまう。
D線で…レ→ミ→ファ→ソ(3番で押さえる)
コントラバスなら「ソ」は開放弦だから。
(音階を弾くのに、まだ開放弦を使うレベル)
コントラバスの呪縛から逃れるには練習・練習・練習!!
身体に叩き込むしかないのだ。
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