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そう簡単にマグマが見れると思うなよ

世界の果てまでイッテQで、カナリア諸島が放送されていて嬉しくなった。

夫は世界の果てまでイッテQが大好きだ。

もちろん立派なおじさんなのだが、

氷が張った湖にバッシャーン!
落とし穴ドーーン!
バンジージャンプぎゃあああ!

が大好きで爆笑している善良なるおじさんなのである。

ほぼアフリカ上陸

ロンドンにいる間にアフリカ大陸に上陸しておいた方がいいのではないか?

何度もそう考えた。

実際ロンドンからアフリカ大陸へ旅行する人は多かった。ほとんどがモロッコだったが、夫はモロッコだけは行きたくないというこだわりがあった。

理由は意味不明なので秘密だ。

しかし、脆弱すぎる私の身体がさらに難易度の高いアフリカ諸国に耐えられるだろうか。アフリカでの体調不良エピソードは嫌というほど聞いている。

私はカナリア諸島をアフリカと解釈することにした。

カナリア諸島はスペイン領だが、地図を見てほしい。アフリカ「大陸」ではないけど・・ねえ?

まさにランサローテ島ではないか

イッテQでカナリア諸島と見た時、はいはいどうせテネリフェ島でしょう?と思った。

諸島、なのでお気づきかと思うがカナリア諸島は島の集合体なのだ。

ちなみにカナリア諸島に行ったことがあるという人はほぼテネリフェ島(1番大きい島)に行っている印象。

しかし、テネリフェ島は何もかも高かった。航空券もホテルも。

さすが大西洋のハワイと言われるだけある。

そんな中ランサローテ島はテネリフェ島に比べたらとてもお手頃だった。しかも火山できた島。珍しい。ビーチリゾートはたくさんあるが、「火山の島」に行くことはもうないかも。

ということで行ったランサローテがまさにテレビに映っていた。

マグマは見れない

地熱で水蒸気になって噴き出す水、デザイナーが作ったというサボテン公園。

渋めの観光スポットへ行く、さすがイッテQ。

ということで、懐かしくなったランサローテのことを思い出してみる。

赤黒い土地が広がっていて、海も透明度が高いが岩が見えるし所々渦潮のような荒れ狂った波が。

ちなみにタイトル画像に選んだのは緑の湖(が干害で水が足りていない様子)。

わあ!きれい!という景色とはいえず、そわそわしてしまう自然とでもいうべきか。

そして、この時まさにエッセイ(大学のレポート)で使いたく、ジェフ・ベゾス氏の本を一生懸命読んでいた。宇宙計画で頭がいっぱいになり、火山というよりあたり一帯が火星に見えてきた。

ベゾス様のいうとおり、もう人間は火星に行くしかないのか。

殺風景な景色が身に染みる。

そんな中、何故か火山=マグマ見れると思いこんでいた私だが、マグマは見られないと知った。

調べてみると、基本的には火口近くまで危険な登山をしないと見られない模様。

人生そんなに甘くはないのだ。

さて、火星にいるような錯覚に陥り、植物・・緑・・・となる異国人の気持ちを知ってか知らずか、ホテルは吹き抜けの筒状になっていて、真ん中が熱帯植物園のようになっていた。

この構造を説明すると、かのパノプティコンを想像させてしまうかもしれない。

椰子の木のから監視している人などはいなかったので安心して欲しい。

ということで今回は旅行記のようになってしまったが、思い出の写真を貼って終わりにする。

ランサローテはマグマは見れないが火山を感じられる素敵な島だった。




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