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「駐妻同士でつるむのは良くない」のか

ロンドンで大学に行くきっかけになった2つめの出来事について。

ちなみに、初めに宣言しておくと「日本人駐妻とばかり過ごすこと」が良いか悪いか評価などできないし、他人がとやかく言うことではないのは承知しております。

そのうえで個人的に考えたことをひっそりと書きます。

みなぞうのおすすめインドカレー

私がロンドンで2番目に好きだったインドカレー屋さん、それはセルフリッジの裏にあるロティ・チャイ。

ちなみに1番好きなのはパンジャブ。

恐らくロンドンで1番人気なディシュームは、何故か私が行くと毎回酷い目に遭いあまり美味しいカレーを食べられなかったのでランク外なのである。呪われていたのだろうか。

そんなロティ・チャイで、夫と夫の同僚(ロンドンへ旅行中)、3人でおしゃれインド料理を食べた。

そこで、夫の同僚(初対面)に言われた言葉。

せっかくロンドンにいるんだから、何かした方がいい!
日本人の駐妻同士つるんで終わるのが一番よくないよ!
そうだ、大学でも行ったらいいじゃん!

聞いた直後は「大学?!いやいや私のような人間が海外の大学なんて!」と思った。

しかし次の瞬間「大学・・いいかも!」と思いなおした。

そこから私の「ロンドンで大学に行ってみよう作戦」が始まったのである。

私のように思いつきで行動する人間は、「憧れの人」でも「尊敬する人」でもない、偶然会った人の気軽な発言で衝動的に動くのだな、としみじみ。

もちろん言ってくれた方も絶対覚えていないであろう。

書いていて改めて「おや、こいつ馬鹿っぽいな?」と思わせるエピソードである。

でも「行動する馬鹿はましだ」みたいなことを光一も言われていた。

そう、左利きのエレンにハマっている。

光一に感情移入してしまう。

鴨川vsテムズ川

というわけで、ロンドンでの駐妻留学のきっかけをまとめると、

①語学学校でインターンしながら暮らすのもいいかも、と思いきやそう簡単にはいかない状況。

②そんなとき「大学行ってみれば?」と言われ、飛びついた。

というわけである。

「死ぬ気で英語力あげるんでお願いします!」と頼み込んで語学学校のインターンにねじ込んでもらっていたら「大学?いや私インターンすることになっているので!」となっていた気がするし、

夫の同僚がロンドンに来ていなければ?彼が夫に会おうと連絡していなければ?私はインドカレー行かないと言っていたら?多分、自分で大学という選択肢を考えていなかっただろう。

かっこよく言えば、ターニングポイントだったなと思う。

はたまた、四畳半神話大系的に結局SOASに導かれていたのだろうか。

スピリチュアルな理由づけより、自分のことは自分で決めたと思いたい人間なので、自分の行動の成果ということにしておく。

続編のお知らせ

ロンドンでの大学生活のきっかけをくれた人物のお言葉、「日本人の駐妻同士つるんで終わるのが一番よくないよ!」について、駐妻生活を終えた今考えてみる。

考えてみる・・・と、思っていたより広がってしまった。

初めに宣言したとおり、善し悪しを評価することはできないがゆえに、色々と考えられる。

ということで、タイトルの内容に一切触れないまま今回は終わり。別の機会に書いてみようと思う。


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