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【無料】鹿児島産養殖ブリ産地市況レポート 2022年12月

 鹿児島県内主要産地の養殖ブリの2歳魚浜値は12月上旬、前年同月比キロ300円高の1200円(1尾3~4キロ)で前月に続き、6月から動きがない。高値から需要期にもかかわらず国内販売の動きは鈍い。

 同産地の2歳魚浜値は過去20年中、最高値を5カ月維持する。同魚高値は稚魚不漁から販売可能尾数が極端に少ないことが主因。

 産地筋は「年末に向けた国内販売は芳しくない。今夏まで好調だった輸出は、在池不足から伸び悩みに転じている」と現状を説明。浜値については「在池の少なさと増大する経費を考えると、今は安易に値下げするわけにはいかない」と話す。

【みなと新聞電子版2022年12月15日配信】

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