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劇場屋根裏の鳩

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映画・演劇・歌舞伎など、見てきたものの感想など
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#ロミオとジュリエット

そこらへんの鳩がうっかり歌舞伎見物にはまった話

もっちりデミタスさんのアドベントカレンダー(2023)寄稿です。 はじめに歌舞伎、見たことありますか。見かけたことがある方は、まあ日本人なら誰しもでしょう。白塗りの顔と赤い隈取り、あとなんか髪の毛ぶんぶん振るやつ。他には、男性が女性を演じる、というところくらいがおもな印象ですかね。不肖鳩はだいたいそんな感じのイメージでした。 もとより、いろんな事物について、ほんものを見たいと思っている鳩ではございまして、こと演劇や舞台芸術につきましては興味のあるものですから、歌舞伎もだいぶ

【舞台鳩】マシュー・ボーンの『ロミオ+ジュリエット』(東急シアターオーブ)

昨年図らずも「ロミオとジュリエット」の話の内容を割ときちんと知ったため、今なら見れると思い立ち、駆け込んできました。 こういうダンスの公演を見るのは初めて、内容分かるだろうか……などとちょっと不安に思いながら行きましたが、結果としては全然問題なかったです。 マシュー・ボーンについても名前と振付師?という程度しか知識を持ち合わせておらず、以下引用します。 今回は『ロミオ+ジュリエット』ということで、シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」の翻案作品。舞台は現代、若者を矯正する

【舞台鳩】テンダーシング ─ロミオとジュリエットより─

テンダーシング ─ロミオとジュリエットより─ 原作:W・シェイクスピア 作:ベン・パワー 翻訳監修:松岡和子 演出:荒井遼 リーディングドラマ ロミオとジュリエット 作:W・シェイクスピア 翻訳:松岡和子 構成:木村美月 構成・演出:荒井遼 2023年 8月10日(木)- 13日(日) あうるすぽっと あらすじ キャスト ロミオ:大森博史 ジュリエット:土居裕子   (リーディングドラマ) ロミオ:梅津瑞樹 ジュリエット:木村美月 感想 劇場に一日おり、本