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スモールステップの意味をやっと理解して納得した

何か目標を達成しようと考えたとき、その行動計画はできるだけスモールステップに落とし込んだ方が良いと言います。
その意味や意図を、いままで僕は良く理解できていなかったことに気付きました。

僕は自己啓発やビジネス、心理学、哲学といった類の本を好んで読みます。
それらの多くで、何かをはじめようと思ったときはスモールステップを意識することが大切だと書いてあるのをよく見かけるような気がします。
しかし実は最近まで、スモールステップに落とし込むことの意味をよく理解できていなくて、とある本を読んでようやく腹落ちしたというか、意図や方法を理解することができました。

いや、なんとなくはわかっていた、わかっていたけれども自分のものにできていなかった、ということはわかっていなかったのと一緒である。
by 自分より

僕はずっと、スモールステップで目標をクリアしていくということが、目標自体のハードルを下げることだと思っていました。
ゲストハウスをはじめる時には、いきなり旅館業とって通年営業するんじゃなく、180日営業の民泊からはじめたらいいんじゃない?と言われたことがあります。
僕は何か行動しようと思ったときに大きな目標を掲げがちなので、その目標自体を小さなものにして、それができたらステップアップしていくようにした方がいいということなんだと思っていました。

それ自体は間違っていないと思います。
しかし、僕がやりたいのはこれなんだと大きな目標を掲げるのも間違ってはいないと思います。

本当に必要だったのは、どちらにしてもその目標を漠然としたものではなく、確実に達成できるくらいに細かく小さなステップに分けてひとつひとつクリアしていくということだったのです。
目標に到達するためには、とても長い道のりが待っているかもしれません。
言ってみれば、長くて大きな階段を上っていくようなものです。
ですがその階段も、1段1段を小さなものにして着実に上っていけば、確実に目標には到達できるのです。

そう考えると、僕はゲストハウスを立ち上げようと思ったときに、日程計画とともに行動計画を細分化して、ひとつひとつクリアして無事にオープンさせることができていました。
自分がやっていたことは間違っていなかったんだなと思えた気がします。

日常の行動についても同じことが言えます。
僕は断捨離しようとか、英語を勉強しようとか、運動しようとかやろうとしていることはあるものの、なかなか重い腰を上げられず行動に移せないことが多々ありました。
しかしこれらの目標も、英語の本を開くとか、運動着に着替えるとか、確実にできる作業レベルに落とし込めば出来そうだと思えます。

最近は、毎日手帳にTODOリストを書いて1日をスタートするようにしました。もちろんスモールステップで。
行動に移しやすいのはもちろん、確実にこなせることばかりを挙げているので、1日の終りにはほぼ全てクリアできていて達成感も味わえます。
行動に移すのが苦手な人はオススメですよ。

これからも小さな一歩を踏みしめて歩いていきたいと思います。



というわけで、明日も心穏やかな1日を。

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