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相見積もりをとってみる話(提案依頼書も書いたよ)

前回のおさらい

ものづくり補助金に採択され、システム開発を進めることとなりました。
次はシステム開発をおこなってくれる人を見つける必要があります。


相見積もり・提案依頼書

開発をしてもらえる方を見つけるために、相見積もりをとることに
なりました。
相見積もりというのも私は初めての経験です。

調べてみると
複数のシステム開発会社にどんなものを作ってもらいたいのかを
情報お渡しし、成果物のイメージや開発スケジュール、費用の目安
などを教えていただくとのことでした。

その「どんなものを作って欲しいか」を伝えるのに「提案依頼書」という
ものを作成する必要があるとのことです。

提案依頼書には
・提案依頼書の概要
・プロジェクトの概要・目的・抱えている課題
・現行のシステム構成・利用状況・課題の解決策
 要件・新システム構成
の内容で構成しました。

提案依頼書の新システム構成のところには
ものづくり補助金の事業計画書よりもさらに
詳しい新アプリのイメージを作成する必要がありました。

そのため、新アプリのメインとなるところだけでなく、
ログイン画面から始まり、必要な画面をすべて洗い出し、
画面遷移図としてまとめました。

画面遷移図イメージ


開発いただきたい画面を洗い出したところ、以下の画面が必要でした。
・スケジュール機能
・訪問看護記録機能
・申し送り機能
・利用者情報(アルバムや基本情報など)
・主治医やCMなどの情報
・事業者情報
・職員管理

今回の訪問看護記録はチェック式でメインの記載をできるようにすることが大きなポイントです。
チェック項目の看護記録を開発するにあたり、
チェック項目や選択肢は私のほうで考える必要があります。
なので、システム開発会社には、チェック項目を反映させられる
ような仕組みを作ってほしいこともお願いしました。

理想をいうと、やはり請求機能なども組み入れたかったのですが、
請求機能はいろいろと国とか?との連携などが難しそうなため
ものづくり補助金の申請時に新システムの開発範囲には入れませんでした。

合い見積もりの結果、みなとまちと馴染みのある開発会社にお願い
することとなったようです。
後日、社長・私・開発担当Hさん・訪問看護の業務に詳しいKさんの
4人でキックオフミーティングをしました。

2022年6月下旬から本格的に設計に着手し、並行して私が看護記録に
組み込む選択肢の選定をスタートすることになりました。


あとがき

私のほうで行う選択肢の選定ですが、
まずは看護師さんが主に記載するであろう選択肢に着手しようと
スタートしました。
しかし、1件1件看護師さんが記載したテキストの看護記録を
見て項目を選定するのは時間がとてもかかりそうな気がしました。
(この時は私のIT業務は週1日だったのです)

なので、看護記録のテキストデータをプログラミング言語である
Pythonを用いて解析できないかと思い、やってみることにしました。
この話については、次回、どのような感じで解析したのかを詳しく
書いてみたいと思います。

みなさんの「スキ」がとても励みになります。
本当にありがとうございます。
また良かったら次回もみてくれるとうれしいです。