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【セカンドハウス購入エッセイ第61回:残り207日】「そもそもそれは差別だと思っている」港区賃貸の僕が、なぜ田舎にセカンドハウスを買うのか。

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昨日たまたまNHKのニュースを見ていて、男性の料理YouTuberの人が、自分が匿名でやっていた時に女性と勘違いされて、そのことによってトラブルが起こったことそれからそれを通じて料理と言うもののジェンダーギャップをなくしていきたいと言うお話をされているのを見た。

僕は比較的料理をする方だと思うし、(とはいってもコロナ禍でがんばって練習をしたと言うことになるが笑)このニュースを見て、この男性が話されていることに関してはすごく共感をするので、その全体像について改めてまとめてみようと思う。

ちなみに、家事とセカンドハウスの関係については下記に記載をしている。

日本人男性の家事の参加率の低さは異常だと思う

以前から日本人の男性は家事をしないと言う事は世界的にも言われていた。ちょっとデータを調べてみるとこんな感じのものが出てきたので一応貼っておく。いろんなデータの取り方はあると思うけれども、大体のというかほとんどのデータにおいて日本人男性は家事の参加時間が世界的に非常に低い。
僕もなんとなくは知っていたし、結婚する前から自分は結婚したらきっと家事をやるだろうなぁとは思っていた。

僕がこのデータに本格的に興味を持ったタイミングは、やはり結婚した後だった。僕は結構明確に覚えているが、自分が家事をし始めた頃、周りの男性から「お前はそっちを選んだしな」と言うような言い方で話をされたことがあり、それが直感的に嫌だったし、違和感があったのでこの数値を見てみようと思ったのだ。

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僕はこういう数字を見たとき、シンプルに「なんて恥ずかしいんだろう」と思った。というか、世界の男性陣がしっかりと家事参加をしているにもかかわらず、あたかも家事に参加しないほうがかっこいいと言うような風潮がなんとなくある、そんな世間が「ださい」と思った。そこから逆に、「俺は絶対に世界標準いやそれ以上それぐらい家事をやれる男性になる」と言うふうに思った。

基本的にはこれは男女差別だ。

海外のニュースを見ていると、まぁ特にアメリカのニュースなんかを見ていると、「あー差別が多い国だなぁ」と言うふうに思うことが実際に多い。僕は結構社会派の映画を見ることが多いので、この分野の話は結構すきだ。差別のない人間社会がやっぱりいいと思うし、(そんなに崇高な人間でもないがw)自分の子供にはそーゆー豊かな人間社会に暮らして欲しいなと思う。
大概そういう場合、日本は差別が少ないと言うような対比がなんとなく頭の中にあると思う。しかし、男性が家事をしない、もしくは家事は女性がするものだ、育児は女性がするものだというのは、シンプルに男女差別の問題である。

僕も詳細を知っているわけではないけれど、いわゆる昔の黒人差別というのは、別に日常的に黒人を攻撃したり暴力を振ったりするわけではない。しかしいろいろな制約を設けたりうっすらとした「別」というものの意識これがどんどんどんどん広がっていき、より強い黒人差別えとつながっていったと記憶してる。

ここで怖いのは、差別と言うものが無意識の中で行われると言うことだ。おそらく男性のほとんどは、自分が女性差別をしているなんて事は思ってないのではないか。少なくとも僕は、昔の僕は、女性差別をしているというところまでは思ってなかった。もちろん自分は家事や育児は普通に協力してやるもんだと言うふうに思っていたけれど。

育児や家事をする男性が、イクメンと言うような肩書をもらって、なんとなくもてはやされているような気もするが、そもそも差別をしていると言う意識が、やっぱりそこにはあまり感じられない。なんとなく、進んだ人と言うような感じなんだろう。

ちょっと文章が長くなったので、今日はこの辺にしておく。

ではでは。

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