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地元の偉人を称える碑なら地元の石で。

現在、とある顕彰碑の建立に向けて各種段取りを進行中!!まだ詳しくは書けないのですが、農業や政治の分野で大きな功績を残された地元の偉人を称える内容。御依頼は既に亡くなられたこの偉人の御子息様からとなっています。

建立場所と彫刻する文面はほぼほぼ決定となり、必要となる石の大きさもおおよそ把握できましたので、続いてはデザインや設計と「どんな石を使用するか?」を詰めていきます。

ここで僕が考えるのは、「地元である安達地方の振興や発展のためにご尽力された方を称える碑なのに、外国材に彫刻するのは何だかな~。」ということ。

いらっしゃいませ~。顕彰碑の建立ですね~。では中国加工石材で安く済ませましょうね~。(※今現在は決して安いと言い切れませんが。)

僕はですね。こういうことできません。

「御子息様が故人となった御尊父様の顕彰碑を建立する」これって素晴らしい物語です。僕はこの物語にさらに価値を付けさせていただきたいのです。御尊父様は地元を愛していた方です。愛していたからこそ多方面での様々な御活躍があったのだと思います。であるならば、御尊父様が愛した地元、こ地元で採れる石に刻みましょうよ。御尊父様はきっとお喜びになってくださると僕は信じています。

また。彫刻するのに必要となる石はおおよそ5尺×5尺の面材。(※おおよそ1.52m×1.52mの大きな板材)かなり大きな石材が必要ですので、おそらく適した石が産出されるまでしばらく待つようになるでしょう。すぐ出るかもしれませんしいつまで経っても出ないかもしれません。相手は自然です。誰にもわかりません。しかし。産出された暁にはそれこそ「一期一会」です。

というわけで。僕は今回のお仕事に安達地方(正確には本宮市)産出の「あだたら御影石」を御提案させていただきます。地元の名峰「安達太良山」の名を冠した石。まさに地元の石。

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こちらは弊社展示品のあだたら御影石製位牌型石塔。うっすら青みがかり石目が細かいきれいな白御影石です。石目が細かいことで彫刻した文面も映えることでしょう。

ぜひともこの石で御納得いただきたい。

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