💊ロキソニンSテープとロキソニンEXテープ

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Q、「Sは濃度5.67％、EXになると濃度8.1％。つまり、EXの方が効果ありますよね？」

A、
俺「ロキソプロフェンの量は変わらないことに注意しろ。１枚当たりに配合されるロキソプロフェンの量を計算するぜ。１枚当たりの膏体の重さが違うのがポイントだ。

１枚当たりのロキソプロフェンNa水和物の量は
Ｓ ：1.0ｇ×5.67％＝5.67g
ＥＸ：0.7ｇ×8.1％＝5.67g

同じでしょ？」

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Q、「それでも濃度が濃い方が濃度勾配の関係でよく効くのでは？」

A、
俺「単純拡散の話かな？確かに局所的な濃度が高いから、組織中の最大濃度はちょっとぐらいは高くなりそうではあるが、微々たるものだと考えている。ポイントは濃度が高いからといって、ロキソプロフェンの量が多くなったわけではないということだ。」

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Q、「ロキソニンSテープとロキソニンEXテープの使い分けを教えてください！」

A、
俺「俺は基本的には安い方のシンプルなロキソニンSテープを優先している。ロキソニンSテープは病院のロキソニンテープと全く同じって言えば、お客様は買ってくれる事が多いぜ。販売している会社（第一三共ヘルスケア）も同じで有効成分と配合量、添加物までもが医療用と同じものなんだぜ。ちなみにロキソニンSパップも販売されていて、これも医療用と全く同じ。
ロキソニンSテープは清涼感は少ないが、匂いも少ない。添加物としてのメントールはあるからちょっとはスースーして、ちょっとは匂いがあるかもしれないけどね。
ロキソニンEXテープは有効成分としてメントール、ビタミンEが追加されてる（湿布薬でよくある成分）。
スースーしたいならEXの方も選択肢にはなるかな…
痛み止めとしての効果は同等だけど、世の中にはスースーしないと効いた感じがしないって主張する人もいるので…」

要するに…

メーカーはパッケージのキラキラ感と数字によるトリックでインパクトを与えたかったのかなと…

💎余談

パッケージの数字だけ変わって、中身は全く同じってパターンもある

ナイシトールZ

●旧→有効成分5,000mg
◯新→生薬量28,000mg

●有効成分量＝効果のある成分量
◯生薬量＝使ってる生薬の量

有効成分量の方がわかりやすいよなぁ

28000mgはインパクト目当てに表記しただけで、中身は全く同じである