💊あせもに効く薬

はじめに

酸化亜鉛はあせもを予防し治療ができるといわれている。
何故なら酸化亜鉛は患部を乾燥させるから。
あせもは汗という水分が原因だからね。ステロイドや抗ヒスタミンだって症状である痒みは止めてくれるが、治療と予防することが大切って意味では酸化亜鉛はオススメできる。
ただ、たまに乾燥してるだけの人に酸化亜鉛入った塗り薬をオススメしてる人がいるが、酸化亜鉛は乾燥させちゃうから向いてないよって話を付け加えておくぜ

酸化亜鉛が配合されたオススメの塗り薬。サトウ製薬さん多いね。

軟膏（小さなお子様や肌が弱い人向け）

●アセモセーフ

酸化亜鉛32%の軟膏

見ての通り酸化亜鉛の配合量が凄く多い。
効果も高く、軟膏なので刺激も少ない。
しかし、酸化亜鉛は肌を白くさせてしまう。酸化亜鉛の配合量が凄く多いということは、めっちゃ白くなるってこと。
よってどこに塗るかってのも大切なポイントだ。
首に塗ってめっちゃ白くなったって嘆いている人もいるらしい。

まとめ
効果が高いが、白くなりすぎる

●ポリベビー

酸化亜鉛10％の軟膏

ポリベビーとあるように赤ちゃんにもオススメの軟膏だ。
さっきのアセモセーフよりは酸化亜鉛の配合量は少ないが、それだけ白くなるのはマシになるということである。
アセモセーフの使用感や白くなりすぎるのは嫌だけど、刺激が低い軟膏タイプの塗り薬を希望される方にはポリベビーもオススメ。
更に、ビタミンA・Dを配合し、皮膚の抵抗力を高めてくれるのもオススメポイント。

まとめ
色々な人にオススメしやすい無難な軟膏

リニメント剤（大人や清涼感を求める人向け）

●タクトLホワイト

酸化亜鉛12.5％のリニメント剤

患部の熱を放熱させるリニメント剤が熱をもった患部を冷やしてくれるので、先ほどの軟膏に比べたら、刺激はあるが使用感も良い。

お客様は肌が弱いからなどの理由で刺激が低いもの（軟膏）が良いのか、それとも気持ちいい冷感タイプ（リニメント剤）を求めているのかで変わってくるよね。タクトLホワイトは酸化亜鉛の配合量も高め。

まとめ
あせもに対しての効果を期待するならリニメント剤では積極的な選択肢になる

●タクトL

酸化亜鉛5%のリニメント剤

酸化亜鉛の配合量は５％と低め。
ただ、痒み止めはしっかり入ってるので、つらい痒みを何とかしたいなら選択肢になる。
更に、酸化亜鉛の少なさからタクトLは白残りがしにくい。
タクトLの酸化亜鉛の少なさはメリットにもなるよね。（酸化亜鉛の多さから白くなりすぎるというデメリットをかかえたアセモセーフとは逆である）

まとめ
白くならないことにこだわり、痒みを止めることを優先するならオススメ

番外編

●アセムヒEX

乳幼児によく見られる汗腺がつまり、破裂するのがあせもである。

○あせもは汗が排出されずにたまってしまい、皮膚の炎症を引き起こすこと○汗かぶれは 「汗をかくことで、ふやけた皮膚が汗自体（汗に含まれる塩分やアンモニアなど）によりかぶれる」 こと

あせもと汗かぶれは違うので注意。

ステロイド配合で、液体タイプとクリームタイプあり

アセムヒEXは汗をかく度に痒くなる汗かぶれをターゲットとしている。
かなりスースーするので清涼感はバッチリだが、その分刺激性がある。

汗かぶれはバリアが緩んだ角質に汗が侵入することにより痒みが起こる。
そのため、アセムヒEXには汗の侵入を防ぐタンニン酸を配合。
普段から肌が弱い場合は汗かぶれかもね。

終わり。
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