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💊オススメの痛み止め

市販薬の痛み止めは余計な成分が多すぎる

ナロンエースTには、ブロモバレリル尿素配合
ロキソニンSプレミアムには、アリルイソプロピルアセチル尿素配合

このように、市販薬によく含まれるブロモバレリル尿素やアリルイソプロピルアセチル尿素といった成分は、眠たくなり、更に依存性と副作用のリスクが増強する。その割には効果的にもエビデンスが不足しているという催眠鎮静成分である。
よって、ない方が良い。基本的には痛み止め成分のみの単剤で十分である。
このような成分が配合された痛み止めは眠たくなるということを伝えたら、シンプルな単剤の痛み止めに切り替えてもらいやすくなるぜ。

オススメしやすい痛み止め

●ロキソプロフェン単剤

客観的に見て、痛み全般のファーストチョイスは単剤のロキソニンS(又はロキソプロフェン単剤の痛み止め)である。

病院と同じって言えば、買ってもらいやすくなるよ

ロキソプロフェンのオススメポイント
●医療用で最も多く処方されている鎮痛成分(※それ故、お客様が病院に行く手間を省いてロキソプロフェンを買いに来るため、注意が必要な第1類医薬品である)
●胃への負担が少ないプロドラッグである(※胃粘膜を刺激しにくい未変化体のまま腸で吸収されるため、胃にやさしめ)
●基本的にはイブプロフェンよりも痛み止めとしての作用が強い
●効果が早いため、効いたという実感がしやすい
など…


●イブプロフェン単剤

ロキソプロフェンの次に効果が高いといわれるイブプロフェン。

リングルアイビーα200:早く効き、効果も高いためロキソニンが販売できない場合のオススメ

特にリングルアイビーα200は、炎症を抑える効果に優れるイブプロフェンを1日最大量配合している液体カプセルであるため、ロキソニンが販売できない時の選択肢になりやすい。
値段が高いのが欠点だが、それでもオススメする痛み止めの1つだ。

リングルアイビーα200のオススメポイント
●単剤
●医療用と同量の高い効果
●液体カプセルで速く効く
●イブプロフェンは王道の成分なので、お客様にオススメしやすい

など…


もっとイブプロフェンの単剤を販売してほしいよね。イブメルトのメーカー販売・製造中止が悔やまれる。


●アセトアミノフェン単剤

痛み止めとしての効果は穏やかだが、胃が弱い人などにオススメしやすい。

更に熱を下げるだけの場合なら、ロキソプロフェンやイブプロフェンといったNSAIDsと大差がないため、リスク的な意味でアセトアミノフェン優先。

大人用(15歳以上)


お子様にも(7歳以上)


1錠あたりのアセトアミノフェンの量が違うから、同じアセトアミノフェンでもタイレノールは15歳以上、バファリンルナJは7歳以上ってなってるので、気を付けてね。

アセトアミノフェン優先のポイント
●15歳未満の小児
●胃が弱い
●熱を下げるだけ

以下は受診勧奨が基本だが、知識として書いておく
●妊娠中、授乳中(授乳中ならイブプロフェンが可能な場合も)
●アスピリン喘息患者
●ACE阻害薬を服用している高血圧の客
●腎臓に疾患がある客
●低用量アスピリンを服用している客

など…


●番外編

 特に頭痛には、エキセドリンも選択肢になる。この3つの成分併用は特に頭痛に効果があると報告済み。

アセトアミノフェン+アスピリン+カフェインの成分


●胃が弱めだけど、ロキソプロフェンやイブプロフェンを飲みたい


NSAIDsと併用で胃を予防する場合は、セルベールがオススメ

胃酸(攻撃因子)に対抗するテプレノン(防御因子)が医療用と同量配合


NSAIDsで既にお腹が痛い場合は青い方のスクラート(受診勧奨をしながら)

傷口ができてから絆創膏は貼るよね。スクラルファートは絆創膏みたいな感じ(傷口=お腹の痛みと例える)


以上。
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